不定期で差し換えている『季節の写真』をアルバムにしました。

 

■2018年

2018.1.25 〜
 

2018.2.6 〜
 

2018.3.8 〜


今年の大寒は、1月20日でした。
大寒の後、大雪と寒波でなかなか
雪が溶けません。ところで、競走
馬の故郷というと北海道のイメー
ジがあり、馬は冬に強いと思って
いる人は多いのではと思います。
でも、雪や凍結に弱いのです。 
蹄底と蹄鉄の間に雪が詰まること
を『下駄を履く』と言いますが、
一度詰まると雪はなかなか取れず
、競馬は中止になります。また、
凍結したところでは蹄鉄だと滑り
やすいのでねんざや骨折のもとに
なり大変です。研究所のこの馬た
ち、実は蹄鉄を履いていないから
雪の中でも放牧できるのですね。


今年は、寒い日が続いています。
本所近くの氷結した池では、オオ
ハクチョウとオナガカモが仲良く
エサを食べています。 オナガカモ
は雑食性で、オオハクチョウは主
に水生植物を食します。共生には
相利共生、片利共生、寄生があり
ますが、エサがあるとハクチョウ
が脚で大きく水中をかき混ぜるた
め、湖底に沈んだエサをカモも食
べられるというメリットがあり、
犬やイタチ、キツネなどに襲われ
たとしても、数と大きさでカモが
犠牲になる可能性が高いために、
ハクチョウとしては安心できると
いうメリットがあり、相利共生と
言えそうです。縄張り争いをせず
共存共栄できる良い関係ですね。



菅原道真の辞世の句は、「東風(こち)吹かば 匂ひ起こせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ」です。道真は、宇多天皇に仕えました。宇多天皇は優秀な人は誰でも登用する人でした。しかし、宇多天皇の死後、藤原時平に嫉まれ、藤原家に外戚がない菅原道真は九州の太宰府に左遷されます。東は京の方角で春の風でもあります。「梅の花よ、春風が吹いたら京に残したおまえの匂いを太宰府まで運んでおくれ、主人が今はいないとしても春になったら咲くことを忘れないでおくれ」この強い想いで京の自宅にあった梅が一晩で太宰府まで飛んだというのが飛梅の伝説です。梅は中国を代表する花として当時の知識人は珍重しましたが、唐の衰退を見抜いて遣唐使の廃止を提言したのも道真です。その結果、日本国内の独自の文化が芽生え、花といえば桜が好まれるように変わっていったのです。梅も桜も道真が関係していたのですね。

   

 

2018.3.29 〜
 

2018.4.10 〜
 

2018.5.17 〜


今年は、例年になく暖かい日が続
き、研究所のソメイヨシノも一気
に満開となりました。ところで、
桜の野生種は江戸彼岸桜で、その
名の通り、ソメイヨシノより1週
間ほど早いお彼岸頃に咲きます。
数千年の桜の老木は、ほとんどが
江戸彼岸桜です。研究所の近くに
ある宮路神社は支那美桜に続き、
ピンクの色合いが濃い江戸彼岸桜
が満開です。また、研究所の最寄
り駅である小金井駅前の薄墨桜
(岐阜にある原木は樹齢1,500年)
も江戸彼岸桜の仲間で、満開を迎え
た今は花が白くなってきました。
しだれ桜も江戸彼岸桜の1つで、
研究所の近くには三春滝桜(福島
の原木は推定樹齢1,000年以上)
を移植したしだれ桜も見事に咲い
ています。江戸彼岸桜は、園芸
種を作る際にも使われています
が、野生種だけに様々な潜在的
能力を持っているようです。 


桃が今花盛りですが、梅、桜、桃
はすべてバラ科に属す仲間です。
桃は中国の黄河地方から世界に広
まったと言われています。また、
花桃は観賞用として作られ、これ
も中国から広まったと言われてい
ます。スモモは、酢桃とも書かれ
るように酸っぱい桃で、西洋スモ
モと呼ばれるものはコーカサス地
方からヨーロッパに広まり、色が
濃いのが特徴です。日本からアメ
リカに渡り品種改良されたスモモ
がプラムとして日本へ戻り、より
甘くて果肉の多い品種が増えてい
ます。実は、スモモはバラ科のサ
クラ属なので、「モモ」と付きま
すが、桃よりも桜に近い種です。



春は、つつじが美しい季節。
「ツヅキサキギ(続き咲き木)」
が語源ではないかと言われるよう
に次々と咲きます。しかし、漢字
では躑躅(てきちょく)と書き、
「躑」も「躅」も「足下がふらつ
く」という意味です。中国名の
「羊躑躅」は、シナレンゲツツジ
のことで、羊が間違って食べる
と毒で足がふらつくため、この
漢字が使われているようです。
ツツジ属は英名Rhododendron
で、シナレンゲツツジは、シャ
クナゲ(写真一番下)、ヤシオ
ツツジ(写真下から2番目)と
同じ、無鱗片シャクナゲ亜属に
属します。有毒成分は、ツツジ
属の名称からロドトキシン(グ
ラヤノトキシン)で、嘔吐、下
痢、けいれんを起こします。 
厚生労働省のホームページにも
「ツツジ科の植物には毒をもつも
のが多く、蜜にも毒性成分がある
ことがあり、注意が必要」とある
ので、眺めるだけにしましょう。

   

 

2018.6.21 〜
 

 


あじさいには様々な品種があります
が、多くのあじさいは、アントシア
ニンの仲間であるデルフィニジンと
いう色素の化学反応により、花の色
が変化します。デルフィニジンは、
もともと赤紫色ですが、土壌が酸性
だとアルミニウムが溶け出して吸収
され、青色になります。アルカリ性
や中性の土壌では、アルミニウムが
溶け出さないため、赤紫のままで、
アルミニウムが少ない場合も、青色
にはなりません。また、咲き始めは
色素が少ないので白いことがあり、
花の終わり頃になると、たくさん
作られる二酸化炭素の影響を受け、
赤くなることもあります。   






   

 

 

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