総研創立50周年記念式典が挙行される!

 5月12日(火)、競走馬総合研究所創立50周年記念式典・祝賀会が、宇都宮市内のホテルで挙行されました。当日は、式典に先立ち競走馬総合研究所(総研)の研究事務棟の前で記念植樹が行われ、また招待者の中から希望者を募って施設見学会が催されました。
 植樹祭では日光東照宮による神事の後、農水省競馬監督課長、JRA理事長、総研所長の三名による鍬入れが行われました。なお、記念樹は櫟
(いちい)であり、その傍に建てられた碑には、「櫟(いちい) 古来 宮中の高官や神職が威儀を正すために持つ笏(しゃく)に用いられ そのため 和名のイチイは『正一位』に由来するとされています この度 当研究所創立五十周年を記念し 幹が三本に分かれた珍しいこの樹を 日光東照宮より寄贈いただきました」 と刻まれています。
 同時に開催された総研の施設見学会には、主に大学や研究機関の研究者の方々が38名参加されました。総研は馬専門の研究所ですから、めずらしい施設もあります。たとえば、馬をトレッドミルで走らせるデモンストレーションでは、みなさんその迫力にたいへん驚いておられました。
 市内のホテルで行われた式典・祝賀会には栃木県知事をはじめとして栃木県、宇都宮市、地域団体、獣医・畜産学会、大学、研究機関および地元関係者ならびに農水省競馬監督課、日本調教師会、マスコミの代表者および職員OBなど約160名を招待し、またJRA本部からは理事長、常務および担当理事、馬事および総務部長他に出席していただきました。これにホスト側の総研所員を合わせると250余名が集う大宴会になりました。
 最初にJRA理事長の式辞があり、総研の設立経緯から現在までの50年のあゆみを振り返りつつ、これからの総研には競馬に対する科学的な面からのサポートや馬伝染病に対する対策など、中央競馬の開催を支える役割を期待すると結ばれました。以下、競馬監督課長、栃木県知事および獣医学会理事長の祝辞が続きましたが、それらはいずれも総研のこれまでの功績に対する高い評価と今後の活躍に期待する応援メッセージでした。
 祝賀会は総研所長の挨拶に始まり、来賓による鏡開き、競走馬理化学研究所理事長による乾杯へとつづき、その後、会場は昔の思い出話を楽しんだり、旧交を温めあったりする人々で賑わいました。宴会のアトラクションとして、総研次長による「総研50年のあゆみ」と日光東照宮の宮司による「日光東照宮の祭りと馬」がスライドショーで行われ、また日光東照宮の流鏑馬演武は非常に迫力があって皆様から大変好評を博しました。
 二時間余りの楽しいひと時を過ごされた皆様は、それぞれ満足された様子で帰途につかれました。

(和田隆一)


記念植樹祭


流鏑馬演武


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