第17回 「馬学講座」
競走馬総合研究所では、平成22年5月12日(水)に一般の方を対象とした第17回馬学講座を開催しました。今回は「遺伝子からみた馬の毛色について」というタイトルで、当研究所生命科学研究室、長谷川晃久研究室長が講師を務めました。馬の代表的な毛色についての解説、鹿毛・黒鹿毛・青鹿毛・青毛の識別ポイント、栗毛・鹿毛・葦毛の遺伝的背景等を交えながら、約1時間に渡っての講義でした。遺伝学の専門用語等、部分的に難しかったのではないかとも思われましたが、講義終了後の質疑応答時間では、聴講者からの多数の御質問をいただき、おおいに盛り上がりました。
講義終了後は、恒例となりました体験乗馬・馬車試乗、厩舎見学、造鉄実演およびトレッドミル調教の見学がありました。初めての馬車試乗で、実際の揺れや座席からの景色に感動されている方、また、乗馬試乗についても「もっと乗ってみたい」との感想が多くの方からあり、十分満足いただけたのではないかと思いました。造鉄実演では匠の技に圧倒されている様子で、1本の鉄が蹄鉄に変わっていく工程を見学いただきました。トレッドミルでは馬が疾走する様子に驚いた方もいらっしゃいました。
当日は県内外から44名の方にお越しいただきました。近年は県外からの参加者が半数を超えている傾向があり、それらの方は以前にも参加経験のある方がほとんどであり、同講座が研究所のファン向け活動として定着していることが実感され、ありがたいことと存じます。今後も馬に関するさまざまな分野から、興味のありそうな話題をピックアップして皆様に提供できればと考えております。
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