フィンランドから交換研究者
海外からの来日研究者を紹介します。
今回、フィンランドアカデミーから日本学術振興会を通じて、本研究所・生命科学研究室の長谷川晃久研究役との意見交換及び共同研究等を希望する交換研究者の受入れについて依頼がありました。(このことは本研究所の仕事が世界的に認められていることを示しており、また、この交流事業による研究者の滞在費等はフィンランドアカデミーと日本学術振興会がそれぞれ負担します。)
その研究者はヘルシンキ大学のAuli Annikki Makinen (アウリ・アンニッキ・マキネン)さんで、6月25日から当地にお迎えしています。マキネンさんは動物遺伝学、特に家畜の染色体解析を長く手がけてこられた方で、共同研究を行うために交換研究者プログラムに応募し、難関の選考を見事パスされた今年59歳のベテラン研究者です。
生命科学研究室とは1998年以来のお付き合いですが、これは、ある不妊の雌馬が雄にしかないY染色体を持つ「XY雌馬」だったことをマキネンさんが見つけ、当時生命科学研究室で開発したばかりのアメロゲニン遺伝子(AMEL)と性決定遺伝子(SRY)を使った雌雄判定法の応用例として共同研究したことがきっかけです。今回は染色体異常の症例馬について、新たな解析法を模索するために来日されました。
12月半ばまでの滞在を通じて、総研ならびに競理研をはじめ、大学、農水省関連の研究機関のみなさんとも交流を深め、馬の保健衛生向上と、両国の相互理解に役立つことを願っています。
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