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昨日、日高育成牧場内にある1600mダートコースを利用して、第38回浦河競馬祭(主催:浦河軽種馬生産振興会青年部)が行われました。浦河競馬祭は、先週新冠で行われた駒まつり同様、地元だけでなく遠くは道央、道東などの生産者や育成者が愛馬を持ちよって楽しむ草競馬です。
午前中は、午後の決勝レースに進むための予選やポニーによる決勝レース、繋駕レースなど8レースが組まれました。第4レースは、昨年から行われるようになった軽種2歳による新馬戦(距離1600m)で、このレースに日高育成牧場で生産した2歳研究馬4頭を出場させました。昨年は、民間育成場からも2頭の参加があり、私たちの研究馬がワンツーフィニッシュを決めるなど盛り上がりました(馬の科学2004年、No1号参照)が、今年は残念ながら他牧場からの参加はなく、研究馬4頭だけのレースになりました。しかし、これも研究の一環、心拍数と速度が測定できるエクイパイロットを装着し、ゴール後は血液中の乳酸を測定するために血液採取も行いました。第4レースの結果は、軽種馬育成調教センター(BTC)職員の萩原さんが騎乗したイフが1着となりました。イフは小柄な牝馬ですが根性があり、その力量を見事にひきだしてくれた萩原さんの騎乗も光りました。
午後は、浦河競馬祭の最高峰レースであるシンザングランプリ(GI:距離2400m)など5レースが行われ、第4レースを勝ち上がったイフは、午前のレース同様萩原さんを鞍上に、第13レースの楽古岳特別(距離1800m、7頭立て)に出場しました。イフは午前中のレースの疲れも感じさせず、勝ち馬に1馬身差にせまる2着で見事ゴールインしました。勝ったヨシノホラフキーは中標津からの参戦で、浦河競馬祭では過去のシンザングランプリで上位入賞の常連馬であることを考えると、イフの健闘は本当に素晴らしいものだったと思います。
浦河競馬祭に研究馬を出場させることのメリットは、研究馬の能力検定のみならず、BTCの育成調教技術者養成研修生に実践的な教材を提供できることにあります。競馬祭当日は、馬運車による輸送からレース前の引き馬、レース後の馬体ケアなど、研修生たちは真剣に割り当てられた作業に取り組みながら、イフをはじめ出走した馬たちの健闘を心から喜んでくれました。この経験が彼らのこれからの人生に活きてくれればと願うばかりです。
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写真1:いろいろな馬が道内各地から集まった。
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写真2:第4レースのスタート直前、ファンファーレが鳴り止むと一斉にスタートをきる。 |
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| 写真3:第4レースに勝ったイフと騎乗した萩原さん(左)。 |
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写真4:ポニー限定のレース前のパドック。
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| 写真5:楽古岳特別のゴール、イフは勝ち馬にわずかに遅れて入線した。 |
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写真6:イフとその好走を支えた研修生たち。
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