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先週末の14、15日に予定されていた「第38回うらかわ桜まつり」は悪天候のため14日のみの開催となりました。桜まつりが雨にたたられたのは7年ぶりとのことです。また、翌日の16日に浦河測候所はエゾヤマザクラの開花を宣言しました(写真1、2)。
さて、放牧地の方は一雨ごとに緑を増していきますが、この時期、土壌の良し悪しの差が明確に現れます。当場の研究馬が放牧されている地域の土壌は一般には黒ボクと呼ばれる黒色火山性土で、土壌成分が乏しく、細粒質で軽いため侵食を受けやすい土壌です。とくに、凍上(冬期に土壌水分が凍結して地面が盛り上がること)がやわらぐ春先は、地面が盛り上がったままになるため雨が降ると放牧馬の膝近くまでドロドロになり、冬眠から覚めた牧草の根も生育に必要な養分を十分吸収できないような状況になります。この対策として、地中から水分が抜ける4月下旬から5月上旬ころに放牧地の土壌を押しつけることを目的にローラーをかけています(写真3)。
今年生まれた子馬たちも早い馬はすでに生後2ヶ月を過ぎました。この頃になると子馬は母馬のえさをいっしょに食べるようになります。しかし、母馬のえさの食べ過ぎは、子馬の発育速度を速め栄養素のバランスをくずし、結果的に関節や腱などの運動器に異常を起こす原因となります。そこで、この時期になると子馬専用のえさを与え始め、また母馬のえさをなるべく食べさせないような工夫をする必要があります(写真4)。
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| 写真1:ライトアップされた西舎の桜並木は3分咲きだった(5月14日撮影) |
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写真2:満開となった場内の老木(5月16日撮影) |
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写真3:放牧地のローラーがけ作業
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写真4:母馬のえさ桶の縁に板を張り子馬が食べられないようにした |
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