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先週の日誌で紹介した「強い馬づくりに関する生産育成技術講座」の最終日は21日、浦河で行いました。当日は、今回開催した3地区の中ではもっとも多い100人を超える参加者があり、講演後の質疑も活発に行なわれました(写真1)。近年、参加者数が少しずつ減少傾向にあったので、浦河地区での参加者数は当初80名前後と予測していたのですが、うれしい誤算でした。軽種馬生産地における危機感のあらわれかもしれません。
12月の浦河地区としては例年になく降雪量の多い年になりましたが、妊娠馬のおなかの大きさが気になる時期になるところです。近隣の生産牧場でも、1月中旬には分娩予定日を控えている繁殖牝馬もいるようです。私たちの研究用繁殖牝馬のなかでは、予定日がもっとも早いのは1月下旬です。一方、出産を控えた馬の運動不足は難産の原因になるとされていますが、とくに分娩時期が早い馬にとっては放牧地が雪や氷に覆われることもあって、何らかの対策が必要と考えられます(写真2)。一般的な対策は、引き馬やウォーキングマシーンによる運動ですが、私たちは分娩予定日の約1ヶ月前からウォーキングマシーンによる常歩運動を行うことにしており、先週から予定日が比較的早い3頭に対し行なっています。しかし、その運動が繁殖牝馬にストレスになるようでは逆効果となる可能性があるので、現在は時速5kmで15-20分間程度としています(写真3)。他牧場での運動状況も同じようで、長くても30分間程度のようです。
ウォーキングマシーンは当歳馬にも利用しています。目的は、やはり放牧地での運動量が低下する冬期間の運動量確保で、現在は時速6kmで20分間行なっています(写真4)。
さて、今年の日誌も今回が最終回です。また、来年ご愛読いただければ幸いです。来年の日誌では、子馬の出産シーンを手始めに、いろいろなシーンを動画で掲載する予定です。ご期待ください。
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| 写真1:盛り上がった浦河での研修会 |
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写真2:草架の周りから動かない繁殖牝馬 |
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| 写真3:順次ウォーキングマシーンに入れていく |
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写真4:ひたむきに歩く当歳馬 |
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