★ 2006.6.6

 
 先週に引き続き、今週も国際色豊かな面々が当場を訪れました。今回は、アジア競馬連盟に所属する各10カ国から12名の競馬関係者でした。昨夜行なわれた恒例のアエルでのウェルカムパーティーでは乾杯の直前に停電となり、一同電気の有難さを痛感しました。なぜなら、バーベキューに欠くことのできない鉄板も熱くならなければ、ビールサーバーも働かない、といった状況で、かろうじて停電直前に配られた一杯のビールだけで薄暗い中で約30分間、心細い思いですごしました(写真1、2)。
 今朝の見学では、当場の雄大な調教施設に目を丸くしながら、利用頭数や調教内容、調教場のメンテナンス方法や育成馬のトレーニング障害など、多くの質問を受けました(写真3)。調教場の利用料金(1日1頭あたり600円)について答えたときには、「べりー、チープ!」という先週の国際生産者会議のメンバーとまったく同様の反応がありました。もはや、これは万国共通の認識であるといえそうです。

 先週2日には、日高支庁の新規採用職員一同が視察研修の一環として当場を訪問いたしました。場内見学のあとは、日高の主要な産業である軽種馬生産に関する知識を深め、日常の業務に役立てていただければと思い、日本や日高の馬産、日高育成牧場の役割りと強い馬づくりなどに関する講義を行いました(写真4)。

写真1:暗い中、冷えた鉄板をにらみつつ、タクワンをつまむ   写真2:電気復旧後はにぎやかに、パーティー終了前の記念撮影
 

写真3:屋内800m馬場を見学するアジア競馬連盟関係者一行 写真4:新規採用職員以外に転入職員も加わっていた  



★ 2006.6.13

 
 4月下旬並みとも5月上旬並みとも伝えられた肌寒い気候のなか、先週7日には三石で軽種馬育成管理品評会(みついし農協・三石軽種馬生産振興会共催)が、昨日12日には平取で軽種馬1歳育成管理品評会(平取町軽種馬生産振興会主催)が相次いで行なわれました。現在、日高地区で生産馬の管理品評会が行なわれているのは、これら三石地区と平取地区だけであり、それぞれ、今年で第50回目、第39回目と歴史を持っています。
 
 三石では、雄1歳の部でチッキーズディスコの17(シンボリクリスエス産駒、水上習孝牧場生産)が、雌1歳の部でメリッサ(チーフベアハート産駒、母インシェーメ、斉藤スタッド生産、写真1)がそれぞれ最優秀賞に輝きました。いずれも、繁殖牝馬繋養頭数が10頭以下の小規模牧場の生産馬ですが、元気な三石地区を代表する競走馬となってもらいたいものです。
 
 平取では、レディブライティア2005(雌、カリズマティック産駒、コアレススタッド生産)が最優秀賞を射止め、金賞にはトウカイジャスパーの17(雌、カリズマティック産駒、二風谷ファーム生産、写真3)がはいりました。平取地区で軽種馬生産を専業としている牧場は12、3戸とのことですが、今回の品評会ではそのうち9牧場から15頭の出陳がありました。今後も地区のまとまりを維持して品評会の開催を継続していってほしいと思います。

写真1:非常にきれいな馬だったメリッサ   写真2:審査風景
 

写真3:父のカリズマティックによく似ていた 写真4:とある牧場で見かけたツツジ



★ 2006.6.27

 
 例年なら6月中旬から下旬にかけての天候が安定する時期に1番刈り牧草の収穫をするのですが、今年に限ってはまったくそのチャンスがなく、今日も一日中雨が降りました。今月中に牧草収穫を終えるのはまず不可能な状況になってしまいました。

 先々週の15日、浦河町総合文化会館ミニシアターで優駿サポートが主催する技術講習会が行なわれました(写真1、2)。優駿サポートは、ひだか東農業協同組合が全額出資して設立した有限会社で、傘下牧場に対する生産技術ならびに経営指導や預託の推進などを事業内容としています。この技術講習会もその事業の一環であり、今回を第1回目として来年春まで約2ヶ月に1度ずつ行なわれる予定です。今回のテーマは、「繁殖牝馬の飼養管理 I −受胎率をあげるために−」(講師:服巻滋之氏)と「強い馬づくりのための昼夜放牧」(講師:朝井 洋氏)で、60数名の参加者がありました。この講習会、次回以降は有料(年間5000円)で行なわれるとのことですが、ひだか東地区の強い馬づくりに大きく貢献することを期待します。

写真1:優駿サポート代表取締役である谷川利昭氏は「目指すは強い馬づくり」と力強くあいさつした   写真2:参加者の多くは若い人たちだった
 
 




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