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札幌管区気象台によると、今年の8月は道内の観測地点のすべてで月平均気温が平年を1.5-2.8度上回るという記録的な暑い夏となったようです。1日の最高気温が30度以上となる「真夏日」は札幌で13日(平年は4.5日)もあったそうです。浦河でも「真夏日」が観測され(といっても30.3度、全国から「そんなの暑いうちにはいるか!」と叱られそうですが)、25度以上となる「夏日」の日数は平年の倍以上あったとのことです。一方、降水量は平年の5分の1以下であり、高温乾燥の8月であったといえます。
さて、9月ともなると軽種馬生産牧場では子馬の離乳が始まります。当場で生産した研究馬たちも昨日から離乳を開始しました(写真1)。一般的な子馬の離乳時期は生後5-6ヶ月で、4月生まれだと9月ころに行ないます。ちょうど、1歳馬がせりで売れて退きゅうすると馬房が空き、離乳ができるという好循環になるわけです。しかし、最近のように2、3月生まれが多くなると8月には離乳時期を迎え、1歳馬が売れないと馬房も空かないという悪循環に陥ります。
ディープインパクトなど数多くの活躍馬を生産しているノーザンファームの離乳の条件は、4ヶ月齢以上に達していること、体重が230kgに達していること、エンバクやサプリメント飼料などを1日に1kg以上摂取できるようになっていること、だそうで理にかなった設定であると言えます。
最近、離乳以降の子馬を各生産牧場から集合させて広い放牧地で放牧をさせるための「中期育成場」という施設が増える兆しがあります。強い馬づくりにとって、広い放牧地は必要不可欠な施設であり、馬房の悪循環から逃れるためにも有効と考えられます。
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| 写真1:お互い母馬のいなくなった子馬どうしは仲がいい |
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