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最近、周辺の馬関係者から「人材不足」に関する嘆きをよく耳にします。育成場や生産牧場で馬に携わる人が足らず、困っているというのです。11月27日に東京で行われた日本ウマ科学会シンポジウムの討論でも話題になり、もっと馬産業のピーアールが必要である、こどもたちと馬とのふれあいを通して馬の魅力を伝える、軽種馬生産の基盤強化をはかる、などの意見が出されました。将来を左右する深刻な問題です。
さて、飼養管理指導者の養成もまた重要ですが、本日誌でも度々紹介(8月22日付け日誌参照)してきた外人講師を招いての牧場巡回指導が先週行われました(写真1、2)。昨年2月から行われてきたこの指導事業も今回で6回目、この間の指導により、当歳時からの昼夜放牧実施に踏み切った牧場では生産馬の発育も向上し、繁殖成績の向上も認められました。指導を受けた参加者と対象牧場は、適切な飼養管理の重要性とその効果を実感したことと思われます。次回2月で第1期養成は修了し、新たなメンバーで第2期へと進む予定です。
昨日、「平成19年度日高管内農業研究大会」(同実行委員会、日高支庁主催)が新冠レ・コード館で行われ、日高管内の青年農業者グループが今年行った活動などが報告されました(写真3)。浦河4Hクラブからは「ホッカイドウ競馬向上委員会浦河支店
Evolution」というタイトルの発表が行われ、今年実施したホッカイドウ競馬に対する応援活動と今後の産地競馬支援方針について報告されました。最優秀賞は、門別4Hクラブによる乳牛の乾乳期(出産前の乳牛の体力を維持するために搾乳を休止する2か月の期間)に対する管理上の新たな取り組みを報告したもので、独創的かつ実用性に富むものでした。ほかにも、新冠町4Hクラブによる草地管理や平取町4Hクラブによるトマト摘果試験に関する報告、アメリカの酪農牧場での実習報告、都会から酪農家として新規参入した女性の苦労と希望に満ちた報告、静内農業高校で取り組んでいる廃棄物を利用したエタノール生産に関する研究報告など、いずれもすばらしい発表でした。
これらの発表に聞き入っている間、「人材不足」という問題をしばし忘れていました。
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写真1:寒い中、いつものように馬をチェックした |
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写真2:移動の合い間、当場に立ち寄り記念写真 |
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写真3:若い人たちの真剣な取り組みを聞くことができた |
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写真4:いまだ雪らしい雪は降っていない離乳後当歳馬の放牧地 |
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