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北海道は冬真っ盛り、比較的雪の少なかった札幌では先週末にどっさり雪が降り、来週から始まる「さっぽろ雪まつり」の雪像づくりに向けた心配はなくなったようです。
さて、この時期、気候に恵まれたアメリカのフロリダから競走馬の育成に関するトピックが届きましたので紹介します。
最近実績を上げているフロリダのある育成場では、屋外に作った池のようなプール(写真1、2)を利用しトレーニングを行っているようです。もちろん通常の騎乗調教に加えて、ということですが、肢に負担をかけずに体力増強を図るという目的のほかに、馬のストレス発散という面で非常に効果があるとのことです。馬を精神的にリラックスさせる機会をつくってやるということは、調教効果を向上させ、ひいては強い馬づくりにつながります。また、円形プールではなく、直線的にまっすぐ泳がせるということも利点のようです。
一方、放牧地の牧草生育状況は場所によってかなりバラツキがあるようです。ほとんど砂漠状態のパドックに乾草を入れているだけのところもあれば、暖地型牧草を適切に栽培しているところもあるようです(写真3)。
人との信頼関係を作ることもまた重要です。このためにまず最初にすべきことは、出生直後の子馬に対する馴致(刷り込み)で、起立するまでの時間、濡れている子馬のいたるところを拭きながら刺激を与えます(写真4)。頭や腹はもちろん、蹄の裏や肢、耳、肛門(体温測定馴致となる)などを触り、馴れさせます。ただ、子馬もじっとしていないので、このときに人や触られることから逃げられるということを覚えさせてしまうと逆効果になる可能性があるので、二人で行うなどの工夫が必要かもしれません。また、刺激付与に専念するあまり、母馬をイライラさせてしまうことも避けなければなりません。こうした馴致から、人を信頼する精神的にタフな競走馬が生産育成されていくのだと思います。
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| 写真1:プールの導入部 |
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写真2:全長20〜25m程度という |
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| 写真3:良好な放牧地(1月中旬、フロリダ) |
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写真4:母馬の様子にも気を使いながらの馴致 |
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