★ 2008.10.8

 
 うれしいニュースがはいってきました。9月末から大分県で行われている第63回国民体育大会の馬術競技「少年・標準障害飛超」において、浦河高校馬術部の広瀬祥吾君が見事優勝しました(写真1、2)。騎乗した馬は、当場で繋養しているトーマスジェファーソンでした。広瀬君は、小学生のときに地元浦河町のポニー少年団に入団して以来乗馬一筋、当場などで練習に励んできました。さらに経験を積み重ね、馬の町浦河の名を高めてもらえれば、と思います。

 もうひとつのビッグニュース、新冠にある優駿スタリオンステーションで繋養されているオグリキャップ(写真3)が11月9日に東京競馬場で展示されることがJRAから発表されました(http://www.jra.go.jp/arc/oguri.html)。現在は種牡馬を引退し、余生を過ごしているオグリキャップですが、普段は一般公開されていないこともあり、当時の活躍を知るファンの反響は相当大きいようです。今回の展示は、同時期に東京で開催されるアジア競馬会議の関係者に、日本の競馬がいかに多くのファンに支えられているかをアピールするために行われるものであり、ファンに愛されたオグリキャップの展示は、まさにうってつけと思われます。23歳の高齢ですが、無事に役目を果たしてこられるよう、万全の状態で北海道から送り出してやりたいものです。

 昨日、恒例となった北海道教育庁日高教育局の初任者研修として、日高管内小中高校の新人教諭20名が当場で受講されました(写真4、5)。研修の目的は、地場産業を体験することにより地域を理解し、それらを日々の教育に応用することにあり、研修では当場の施設や業務紹介の他、乗馬体験や厩舎作業なども組み入れています。当場では、地域に根付いた教育の側面的支援を今後も継続していきたいと考えています。


写真1:人馬一体の勇姿


  写真2:浦河凱旋後に行われたポニー少年団による祝勝会
 
写真3:筋肉は落ちたが今も元気なオグリキャップ(9月10日撮影)
 
写真4:まずは馬装と引き馬から 写真5:最後は馬にもまたがった



★ 2008.10.23

 
 今週20日、浦河第2中学校の全校生徒約60名が、道徳の授業を当場で受けました。馬産地に住む中学生でも、意外と馬に関する知識は少なく、馬をとおして「命の尊さ」を学ぶことが授業の目的でした。講師を務め、授業の場を提供する私たちにとっても初めての経験で重責を感じましたが、馬の誕生シーンのビデオ鑑賞や病馬の治療に関するスライドなどによる講義、子馬とのふれ合い、トレッドミル運動展示などをとおして馬という動物を紹介しました(写真1、2、3)。
 講義では表情の硬かった生徒たちも、外で馬を見ながらの説明になると、かなりリラックスした様子でした。「命の尊さ」まで学んでもらえたかどうかは分かりませんが、馬産地浦河に学ぶ中学生たちに少しでも馬と人との係わり合いを理解してもらえたのでは、と思っています。
 さっそく届いた生徒たちの感想文を読ませていただきました。「馬のすばらしさがわかった」「馬はデリケートだから人間がきちんと世話をしてやらなければならない」「浦河にこんな大きな施設があるとは知らなかった」「出産シーンに感動した」「馬の走る速さに驚いた」「人間でよかった」「馬は生きることに一生懸命だということがわかった」「子馬が立つ早さに驚いた」「人間が馬から教わることは多いと思った」「馬は身近にいるけど知らないことばっかりだった」「馬の仕事をしたいと思った」などなど、すべての生徒たちにとって新鮮で楽しんでもらえた授業であったことが読み取れ、ほっとしているところです。

 また、昨日はやはり地元の浦河町立東部小学校4年生の生徒たちが当場を訪れ、馬とのふれ合い(写真4)や調教施設の見学をしていきました。
 
 こうした地元のこどもたちに馬のことを知る機会を提供することに、今後も力を注いでいきたいと思っています。

写真1:行儀よく講義に聞き入っていた生徒たち    写真2:トレッドミルでは馬の走行を見学したあと、速さにトライした
 

写真3:屋内1000m直線走路では、馬に優しいウッドチップの感触を確かめた 写真4:馬に初めて触れるこどもは意外に多い   



 


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