★ 2008.11.5

 
 浦河を含む道内各地で初雪が観測された昨日、オグリキャップが元気よく東京競馬場に向けて新冠を旅立ちました(写真1、2、3)。目的は、来週9日に東京競馬場で行われる「アジア競馬会議記念デー」の目玉イベントのひとつである「オグリキャップ栄光の軌跡」の主役を努め、競馬ファンにお披露目を行うためです(http://www.jra.go.jp/arc/oguri.html)。
 オグリキャップは23歳という高齢であるため、輸送にはオグリキャップの主治医を含む獣医師2名と日々の飼養管理にあたられている担当者も同行するなど、万全の体制で行います。東京競馬場到着は明朝予定で、到着後の体調に合わせて展示当日の準備にはいる予定です。
 当日、東京競馬場では多くのファンが感動を受けることでしょう。そして、大役を終えたあと、また無事に新冠に帰ってきてくれることを心待ちにしています。

 7月から実施してきた今年の「日高育成牧場見学バスツアー」は先月末で終了いたしました。期間中、300名を超える方々に来場いただき、調教場などの施設案内や子馬とのふれ合い、トレッドミル(馬用ルームランナー)での走行見学、乗馬体験、馬車運行、育成馬の馴致見学(写真4)などで楽しんでいただきました。来場いただいた方には、この馬を借りてお礼申し上げます。

写真1:出発前の健康検査などを終えて馬運車に向かうオグリキャップ 写真2:久々の馬運車にもすんなりと乗り込む
 

写真3:馬運車内でも落ち着いている
 
写真4:今年から始めた育成馬馴致見学は好評だった



★ 2008.11.12

 
 先週紹介したオグリキャップは、9日に行われた東京競馬場での展示という役目を無事に終えました(写真1〜8)。展示は、昼休み時間のパドックで、オグリキャップと縁のあるジョッキーのトークショーや活躍を振り返る映像が流されるなかでの引き馬が約20分間程度、さらに午後2時から3時半まで場内のローズガーデンで放牧というスケジュールでした。
 いずれもオグリキャップを一目見ようとする大勢のファンが取り囲みましたが、高齢で健康状態が万全ではないことが予め報道されていたためか、いたわるかのように静かに見守るファンの姿が印象的でした。オグリキャップもファンの暖かい気持ちに応えるかのように、堂々とパドックを周回し、ローズガーデンでは興奮することなくいろんなポーズを見せてくれました。展示終了時、ローズガーデンを去るオグリキャップの後姿に、「オグリ、ありがとう!」「元気でね〜」といった暖かい声がかけられたとき、今回の展示が大成功であったと実感しました。
 今日の早朝、展示後の疲れを十分にとったオグリキャップは、北海道に向けて東京競馬場を出発したとのことです。住み慣れた新冠に無事に着くのを楽しみに待ちたいと思います。

写真1:厩舎での手入れを終えた展示前のオグリキャップ 写真2:パドックを堂々と周回する
 
 

写真3:G1レースのパドックかと思わせるようなファンの賑わい 写真4:パドックでの展示を終えた検量室前       
 

写真5:ローズガーデン出発前、頭絡にはファンから送られたお守りが付けられている 写真6:ローズガーデンではいきなりゴロをうった
 
 

写真7:スタンド各フロアや駅との連絡通路にも多くのファンが見守った 写真8:牝馬の匂いがしたのかフレーメンも見せてくれた



 


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