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青い草もたくさん生えて・・・、昼夜放牧の開始です!
「ねえねえ、お母さん、もうお日様もしずんでくる時間なのに外に行くの?」
「そうよ。今日から夜は外で過ごすことになるわ。たくさん遊んで、いっぱい眠って、体力をつけるのよ。」
午後4時・・・、おフジさん親子(写真1)が放牧地に曳かれていくようです。
北海道も今は過ごしやすい季節。放牧地にも青い草がたくさん生えてきました。通常放牧は早朝から夕方の時間帯に行われますが、健康で丈夫な馬を育てるための一つの方法として、昼夜(ちゅうや)放牧をする牧場が少なくありません(夕方に放して、翌日朝に収牧する方法です。写真2)。病気や足元に不安がないことが条件ですが、いろいろと利点があるんです。自発的に運動する時間が長くなり自然と体力が向上するとか、新鮮で栄養のある牧草を食べることで、丈夫な骨や腱靭帯を作ることなど・・・。前回も書いていますが、他の親子馬との接触機会も増えて、一緒に遊ぶ(写真3)ことで、群れ社会の中で精神面を鍛えることができます・・・。(もちろん、放牧方法の良し悪しについては、わからないこともたくさんあります。馬に詳しい人の意見をいろいろと聞くと面白いかもしれません!)
「雨が降ったらどうするの?」
「あっちに避難場所があるから、休むといいよ。」(写真6)
「あの親子とは気が合わないんだけど、何とかならないものかしら。」(写真4)
暑さ、天候の変化、暗闇への慣れ、野生動物の出現、害虫の発生などなど外的な要因も考慮しながら放牧形態を考えることが重要ですが、親の性格や生まれた月を考えることも大切です。とにかく馬は神経質。ストレスをためないようにしないとね。
収牧は朝になります。
「お母さん、ちょっと怖かったよ。」(写真5)
「うちの子、熱が上がったり怪我したりしてないかしら?」
牧草だけでは足りない栄養を補給するために飼い葉を与えながらボディーチェックもきちんとやります!
「大丈夫みたいだね。」
体力をつけながらすくすくと大きくなることを願うばかりです。
(ASHI)
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| 写真1:はじめての昼夜放牧を察してか、いつもは自由奔放に駆け回るおフジさんの子も、べったりお母さんにくっついているように見えます。 |
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写真2:今日は16時に放牧開始となりました。
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写真3:「夜は怖いかなあ」「大丈夫だよ、きっと」なんて会話をしているのかも。
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写真4:組み合わせを考えた末、はじめてこの群れで放されることとなったおハギさん親子。しばらく観察していましたが、おマキさん親子とは慣れ親しんでいるものの、おイチさんやおフジさんとは慣れるのに時間がかかる様子・・・、なんとなく不安そうです。 |
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| 写真5:朝収牧直前の様子です。初日ということでお母さんたちも疲れている子馬を見て心配しているように見えました。 |
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写真6:「雨が降ったら、ここに避難するのよ」なんて、教えているのかも。
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