★ 2009.7.8

 
 バスツアーが始まりました!

 7月になりました。もう1年の半分が終わってしまいましたね。6月は雨ばかりだったので、暖かい過ごしやすい毎日を望みたいものです。先日、東京出張があったのですが、曇りで気温が低くて助かったものの、湿度が全然違うので蒸し暑く感じました。やっぱり北海道は過ごしやすいんだなあ、とあらためて実感しましたね。
 
 さて、日高育成牧場の親子たち。7月から昼夜放牧を全部の親子で実施するようになりました。(写真4、5)暑くなると、アブなどの虫たちも動きが活発になり、馬の体にまとわりついて悪さをするという問題も起きます。その時間を少なくする役目も昼夜放牧にはあります。暑いことで生じる様々なストレスを感じないようにし、一方で運動時間を増やすことで丈夫な体を作っていく。大切なことですね!
 
 さて、7月に入って最初の水曜日。何やらおマキさん親子がそわそわしているみたいです。
 「お母さん、お母さん。バスにのって僕たちの家の前に知らない人たちが来たけど、何かあるの?」
 「7月から10月の暖かい季節に、全国からたくさんのお客様が北海道にいらっしゃるんだけど、その中には私たち馬が大好きな人たちがいるの。みんなを見たいなあ、って。そんなお客様をこうやってバスでご案内しているのよ。」
 「でも、大人の馬たちは競馬場で見られるんじゃないの?」
 「かわいい子馬を見たいなあ、っていうお客様もたくさんいるみたい。」
 「なんだか、はずかしいなあ・・・。」
 この日はおマキさん親子を見てもらいました。(写真1,2,3)
 日高育成牧場では2月〜5月にかけて9頭の子馬が生まれていますが、みんなすくすくと大きくなっています。皆さん、そんな姿をぜひ見に来てくださいね!

(詳しいご案内はJRAのHPなどで確認してくださいね!ASHI)

写真1:お客様の前に緊張しながら登場のおマキさん親子です。
 
 
 
 
写真2:係員の説明を聞きながら、なんとなく遠巻きで見ている皆さん。打ち解けるには時間がかかるかな?「よしよし」「ほらほら」「可愛いねえ」なんて言いながら笑顔で近づくと馬たちは怖がりませんよ!(必ず係員の注意を良く聞いてから触るようにしましょう。)
 

写真3:君は誰だい?なんて、子馬に問いかけられているように見えますよね。   写真4:全馬昼夜放牧となりました!
 
 

写真5:なぜか木のまわりに集まる馬たち。長い夜に備えて体力温存?



★ 2009.7.22

 
 雨が続けば・・・

 「お母さん、お母さん、雨ばかり降るね・・・。」
 「そうね、毎日こうだと嫌になるわね・・・。」
 6月の天気が悪かっただけに、7月に期待していたのですが、残念ながら雨の日ばかり・・・。降水量も多い印象があります。先週末も雨が続いたおかげで、放牧するか馬房で休ませるかで迷う日々が続きました。雨が降ると、当たり前ですがあちこちに水溜りができてしまいます(写真1、2)。牧草の生育には良くないし、その水を馬が飲んだりして健康にも良くありません(写真3)。長い間雨にあたることは、こちらが思うほど馬は嫌がっているようには見えないのですが、動きは晴れの日に比べると少ないようで、草を食べる量も減っているように感じます。最近は体調を崩しているのか、蕁麻疹(じんましん)が出るお母さんもいます。実際に体重を計ってみると、雨が続いている間は、あまり体重が増えません。減る馬もいます。そして、からっと晴れ間が戻った翌日(写真4)に測定してみると、今までの分を取り返すかのように増えたりします。草を食べたり、お乳を飲む量が増えるのでしょうね。実はこの急激な変化はあまり良いこととは言えないのです。急に体高が伸びたり、体重が増えると、四肢に負担をかけやすいと一般的に言われています。すると骨端炎(こったんえん)などの症状がでて、肢が腫れて痛みが出ることがあるんです。バランスよく成長するのが望ましいのです。
 「最近、歩き方がぎこちないなあ。」
 「ゴツゴツした感じの歩きに見えない?」
 なんて会話が聞こえることがありますが、こんなときは要注意!肢をさわると突然暴れたりする子馬は、もしかすると痛みを感じているのかもしれません。
 「痛いんだから、やさしく触ってよ。」
 「うちの子が嫌がっているでしょ!やめて頂戴!」
 怒られちゃったよ・・・。天候と体調の変化にはくれぐれも気をつけましょうね!

(ASHI)

写真1,2:放牧地は平らではないので、必要以上に雨が降るとところどころに水溜りができます・・・。
 

写真3:そしてその水を飲んでしまう・・・。できれば綺麗な水を飲んでもらいたいものです。   写真4:久しぶりに爽やかな晴天となりました。皆、のんびりと草を食んでいるようで、見ている方もホッとしますね。
 

写真5,6:おまけです!「そんなに近づいたら写真撮れないんですけど・・・。」こんな日がよくあります。
※写真はそれぞれクリックすると拡大表示されます。



 


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