Clostridium difficile 強毒株感染症に関連したウマのXー大腸炎  

 Clostridium difficile(C. difficile)はヒトの偽膜性大腸炎の原因菌で、抗菌剤起因性腸炎の代表的な細菌です。近年欧米では本菌による偽膜性大腸炎の重症化と大規模な集団発症例が報告されていますが、その原因はフルオロキノロン耐性菌の出現と強毒株(NAP1/027)の出現と考えられています。NAP1/027はエンテロトキシンの毒素Aとサイトトキシンの毒素Bを大量に産生することにより強毒化していますが、この毒素の産生を制御しているtcdC遺伝子に欠損があるためとされています。本菌はウマでも抗菌剤による治療後に激しい致命的な大腸炎を引き起こし、子馬でも下痢の原因菌として知られています。2009年3月3日付の総研HPニュース記事で紹介しましたように、近年欧米ではウマのC. difficile関連疾病が増加傾向にあり、本論文ではNAP1/027とウマのXー大腸炎との関係が述べられています。
48時間に及ぶ疝痛の病歴があり、治療効果が認められなかった14歳のクオーターホースに対して安楽死の処置が施された。剖検では、盲腸及び結腸粘膜は全体的に充血し、腸管壁の部分的な水腫と有意な肥厚が認められた。また、粘膜固有層には夥しい数の単核細胞が観察された。粘膜下織の出血は瀰漫性で広範に及んでおり、C. difficileの毒素AとBが検出された。夥しい数のC. difficileが分離され、PCRリボタイピング、パルスフィールドゲル電気泳動(PFGE)、毒素タイピングにより分離株の遺伝子性状が調べられた。その結果、PFGEではNAP1、PCRリボタイプでは027、毒素タイプでは。を示した。また、毒素A(tcdA)及び毒素B(tcdB)遺伝子がある cdtB遺伝子領域 が存在し、両毒素の産生を制御する遺伝子である tcdCには18bpの欠損部分が確認された。この遺伝子タイプは最近のヒトの流行株から構成されており、非常に病歴の重い病気と関連があるヒトのC. difficileと関連している。診断では、X―大腸炎に特有な病変と病歴を有する過急性の盲腸結腸炎であった。

(出典:J. Glenn Songer et al., J. Vet. Diagn. Invest., 21, 377-380, 2009, 鎌田正信, 2009. 5. 26)

 

Clostridium difficileのヒト由来株がクオーターホースで報告される  

 2009年5月に発刊されたJournal of Veterinary Diagnostic Investigation の21巻3号に掲載された「Clostridium difficileC. difficile)強毒株感染症に関連したウマのX―大腸炎」というタイトルの論文に関する書評が、2009年5月13日付のTheHorse.com newsに掲載されましたので、下記にその内容を紹介します。
 2009年5月に発刊されたJournal of Veterinary Diagnostic Investigationの論文によれば、ヒトの病院で病気や死亡を引き起こすC. difficileと同じ株が14歳のクオーターホースで報告された。C. difficileは腸管で増殖し、ウマ、ヒト及びウシやブタのような家畜の腸管内膜にダメージを与える毒素を産生することがある。今回の症例では、罹患馬は治療の48時間前に疝痛の臨床症状を示した。サルモネラ感染症を疑い、獣医師は抗生物質で罹患馬の治療をしたが、治療の効果が無くこのウマは安楽死の処置を施された。剖検では、後部腸管内に夥しい数の白血球とC. difficileが認められた。分子生物学的検査法では、ウマからの分離菌株はヒトにC. difficile感染症を引き起こす菌株と同じ性状のものであることが確認された。共著者のアリゾナ大学獣医科学&微生物学部のJ. Glenn Songer博士によれば、C. difficile感染症は今回の症例で見られたように、しばしば成馬における抗菌剤療法と関連をしている。この感染症は健康な動物が入院中に本菌に曝されたり、或いは入院した時には既に本菌が定着していたりして、獣医大学病院などで発生する。一旦、ウマの腸管の中に入ると少し増殖するが、腸管に生息する他の細菌のために定着できない。定着を始め、その後それが終わり、そしてまた定着を始めるというのでは、菌が増殖しないので病気を起こすことはない。例えば術前術後の感染症を防ぐために臨床獣医師が抗菌剤でウマを治療した時に問題が始まる。完全に菌をクリアすることができないという理由で、菌はその後腸管に定着できるようになり、下痢、疝痛、時にはX−大腸炎と呼ばれる急性の臨床症状を引き起こす毒素を産生する。子馬もまだ正常細菌叢が確立されていないので、C. difficileが腸管の中に移動したときには、生後数日間で病気を起こす。細菌はウマとヒトの間をときに移動するにちがいない。我々はウマがヒトからC. difficileに感染し、ヒトがウマから感染するかどうかは分からない。しかしながら、これはまだ仮説であり、今後調査研究が必要である。

(出典:TheHorse.com news, Article#14161, 2009. 5. 13, 鎌田正信, 2009. 5. 26)

 

米国における馬伝染性子宮炎の発生(17)  

 2008年12月17日付の記事で、米国における馬伝染性子宮炎(CEM)の発生を報告して以来、16回にわたりその続報を紹介しておりますが、新たにウィスコンシン州で1頭の陽性種牡馬が摘発され、さらに疫学調査の成績についても一部修正されていますので、米国農務省公式発表の5月22日付のニュース記事を掲載します。
 2008年12月15日、ケンタッキー州は中央ケンタッキーの施設に飼養されている1頭のクオーターホース種牡馬がCEMの病原体であるTaylorella equigenitalis(CEM菌)に感染していることを確認した。現在までに米国農務省国立獣医学研究所(NVSL)により、合計19頭の種牡馬がCEM菌陽性として確認されている。これらの陽性種牡馬に加え、5頭の牝馬がNVSLによりCEM菌陽性と確認された。今回のCEMの発生源となる陽性馬は未だ同定されていない。今回の発生源の決定に関わる全ての活用可能な情報を追跡するため、疫学調査は継続されているが、結論はまだ引き出されていない。
 19頭の陽性種牡馬と5頭の陽性牝馬に加えて、904頭の感染が疑われる馬についても所在が明らかにされている。これらの合計928頭の馬は、48州に所在する。270頭の陽性及び感染が疑われる種牡馬は29州に所在し、658頭の陽性及び感染が疑われる繁殖牝馬は46州に所在している。現在のところ、少なくともハワイ州とロードアイスランド州だけには感染が疑われる馬や陽性と認められる馬は1頭もいない。19頭の陽性種牡馬は6州に所在しており、ジョージア州が1頭、イリノイ州が3頭、インディアナ州が3頭、ケンタッキー州が4頭、テキサス州が1頭、ウィスコンシン州が7頭である。5頭の陽性牝馬は3州に所在しており、カリフォルニア州が2頭、イリノイ州が2頭、ウィスコンシン州が1頭である。所在が明らかになった全ての陽性馬と全ての感染が疑われる馬については、現在検疫下に置かれるか、拘束命令下にある。検査と治療のプロトコールは全ての所在が明らかとなった馬に対して実行されている。
 270頭中76頭の種牡馬については、現在全ての検査と治療のプロトコールを完了し、CEM菌陰性であることが確認されている。これら現在CEM菌陰性となっている76頭の種牡馬のうちの68頭については感染が疑われたものであり、8頭については先の検査でCEM菌陽性となっていたものである。これら8頭中4頭の種牡馬はケンタッキー州に、3頭はインディアナ州に、1頭はテキサス州にそれぞれ所在しており、治療及び再検査後の現在はCEM菌陰性となっている。他の98頭の感染が疑われる種牡馬については、最初に採取された材料の培養では陰性であったが、CEM菌陰性と公表される前に完了すべき追加検査が要求されている。トータルで658頭中434頭の牝馬については、検査と治療を完了し、CEM菌陰性となっている。
 ケンタッキー州に所在している4頭の陽性種牡馬はいずれも2008年の繁殖シーズン中には中央ケンタッキーの施設にいた。テキサス州とインディアナ州の種牡馬も同様に、2008年にはケンタッキー州の当該施設で過ごしている。ウィスコンシン州の陽性種牡馬は、ケンタッキー州にはいなかったが、これらの種牡馬のうちの4頭はいずれも2008年にケンタッキー州の施設でCEM陽性となった1頭の種牡馬とウィスコンシン州で少なくとも一繁殖シーズンを一緒に過ごしていた。ウィスコンシン州の5番目、6番目及び7番目の種牡馬は両方ともウィスコンシン州の4番目の種牡馬及びイリノイ州の3頭の陽性種牡馬が飼養されていた同じ繁殖施設で過ごしていた。ジョージア州の陽性種牡馬は2008年にはウィスコンシン州の3頭の陽性種牡馬と一緒に過ごしていた。
 ウィスコンシン州の陽性牝馬は、同州の2番目の陽性種牡馬と交尾により繁殖を行っていた。イリノイ州及びカリフォルニア州の各陽性牝馬は、2008年に1頭の陽性種牡馬の精液を用いて人工授精により繁殖を行っていた。カリフォルニア州の2頭はいずれも人工授精によりウィスコンシン州の1番目の陽性種牡馬から感染し、イリノイ州の1番目の牝馬はインディアナ州に現在所在している1頭の陽性種牡馬から感染を受けた。イリノイ州の2番目の牝馬は同州の2番目の陽性種牡馬から2008年に人工授精により感染を受けていた。
 感染が疑われる馬とは、州及び連邦の動物衛生当局によって決定されているように、自然交配もしくは人工授精を介してCEM陽性馬と繁殖を行った馬か、或いは疫学的にCEM陽性馬と関連がある馬である。

(出典:Contagious equine metritis, newsroom, APHIS, USDA, 2009. 5. 22, 鎌田正信, 2009. 5. 25)

 

フランスにおける馬伝染性貧血の発生(2009年続報)  

 2009年5月18日付のOIE World Animal Health Information Database(WAHID)に、フランスにおける馬伝染性貧血(伝貧)の発生(続報)が掲載されましたので、下記にその概要を紹介します。なお、フランスにおける伝貧の発生は、2005年以降継続的に報告されており、最近では2007年5月にアルデッシュ地方で4頭の馬が摘発され、その年にはトータルで約20頭の馬、ポニー、ロバなどが摘発されています。さらに、2008年には非サラブレッドで2頭が新たに摘発されています。
 2009年4月10日付のWAHIDの緊急報告では、3月20日に地中海沿岸のVar地方の牧場で、51頭中1頭(発生率は1.96%)が疑わしい臨床症状を示し、コギンズテストで3月31日に陽性と確認された。この感染馬はVar地方のCarcesの乗馬センターで飼養されていた。発症馬はこの1頭のみで4月9日に安楽死の処置が施された。感染源を特定するために実施された疫学調査では、この馬は既存の感染馬と接触のあったことが確認されている。
 2009年5月18日付のWAHIDの報告では、新たに2つの発生が確認され、3頭の馬が摘発された。今回新たに摘発された3頭の馬は、4月10日付で報告された最初の発生に引き続いて実施された疫学調査により確認されたものである。疫学調査は感染源の特定と感染馬と接点のあった全ての馬について確認をするために実施された。1つ目の発生は、4月10日付で報告された最初の発生と直接的な疫学的繋がりがあり、11頭中1頭がコギンズテストで陽性となった。全ての馬は最初の発生があったVar地方のCarcesの乗馬センターの近隣に所在しており、これらの馬は過去も今回の発生時にも滞在していた。2つ目の発生は、やはり4月10日付で報告された最初の発生と直接的な疫学的繋がりがあり、6頭中2頭が陽性となった。この牧場の全ての馬は2008年9月から2009年4月の間に最初の発生に遭遇していた。なお、主な防疫対策としては、節足動物の抑制、検疫、国内の移動制限、スクリーニング調査、感染施設の消毒などが実施された。

(出典:OIE World Animal Health Information Database, 2009. 5. 18, 鎌田正信, 2009. 5. 22)

 

紛失したウマウイルスの入ったバイアルの行方を調査  

 2009年4月24日付のHorsetalk-International horse newsにベネズエラ馬脳炎ウイルスの入ったバイアルが米国の感染病研究所で紛失し、バイオテロとの関係で米軍が調査を実施しているというニュース記事が掲載されていましたので、以下に紹介します。
 米軍調査委員は紛失したベネズエラ馬脳炎ウイルスの入った3本のバイアルの行方を調査している。バイアルについてはメリーランド州のフォート・ディトリックの感染病研究所では何も説明されていない。感染病研究所による調査は昨年始まり、終わっていると考えられている。エボラウイルスや炭そ菌のように戦争に使用されるかもしれない生物因子に対する対策を講じる責任があるかどうかについて、米軍犯罪調査本部は調査を継続している。バイアルの紛失については、どのような犯罪行為なのかという示唆もなされていない。ベネズエラ馬脳炎は通常ヒトにおいては約97%がマイルドなインフルエンザ様疾病を起こす蚊媒介性ウイルス病である。しかしながら、より激しい症例では、本病は脳に炎症を起こし死亡させることもある。この病気は蚊に刺されることにより、ウマやヒトに感染する。紛失したバイアルは故障した冷凍庫に最初収納されていた可能性がある。事前に完了すべき十分な在庫調べ無しに、冷凍庫の中味が廃棄されてしまったのではないか。ベネズエラ馬脳炎は1971年以降、米国では報告されておらず、ワクチンは利用可能である。

(出典:Horsetalk-International horse news, 2009. 4. 24, 鎌田正信, 2009. 5. 22)

 

米国における馬伝染性子宮炎の発生(16)  

 2008年12月17日付の記事で、米国における馬伝染性子宮炎(CEM)の発生を報告して以来、15回にわたりその続報を紹介しておりますが、5月18日付で米国農務省公式発表のニュース記事が更新されましたので、その内容を掲載します。
 2008年12月15日、ケンタッキー州は中央ケンタッキーの施設に飼養されている1頭のクオーターホース種牡馬がCEMの病原体であるTaylorella equigenitalis(CEM菌)に感染していることを確認した。現在までに米国農務省国立獣医学研究所(NVSL)により、合計18頭の種牡馬がCEM菌陽性として確認されている。これらの陽性種牡馬に加え、5頭の牝馬がNVSLによりCEM菌陽性と確認された。今回のCEMの発生源となる陽性馬は未だ同定されていない。今回の発生源の決定に関わる全ての活用可能な情報を追跡するため、疫学調査は継続されているが、結論はまだ引き出されていない。
 18頭の陽性種牡馬と5頭の陽性牝馬に加えて、897頭の感染が疑われる馬についても所在が明らかにされている。これらの合計920頭の馬は、48州に所在する。262頭の陽性及び感染が疑われる種牡馬は29州に所在し、658頭の陽性及び感染が疑われる繁殖牝馬は46州に所在している。現在のところ、少なくともハワイ州とロードアイスランド州だけには感染が疑われる馬や陽性と認められる馬は1頭もいない。18頭の陽性種牡馬は6州に所在しており、ジョージア州が1頭、イリノイ州が3頭、インディアナ州が3頭、ケンタッキー州が4頭、テキサス州が1頭、ウィスコンシン州が6頭である。5頭の陽性牝馬は3州に所在しており、カリフォルニア州が2頭、イリノイ州が2頭、ウィスコンシン州が1頭である。所在が明らかになった全ての陽性馬と全ての感染が疑われる馬については、現在検疫下に置かれるか、拘束命令下にある。検査と治療のプロトコールは全ての所在が明らかとなった馬に対して実行されている。
 262頭中71頭の種牡馬については、現在全ての検査と治療のプロトコールを完了し、CEM菌陰性であることが確認されている。これら現在CEM菌陰性となっている71頭の種牡馬のうちの63頭については感染が疑われたものであり、8頭については先の検査でCEM菌陽性となっていたものである。これら8頭中4頭の種牡馬はケンタッキー州に、3頭はインディアナ州に、1頭はテキサス州にそれぞれ所在しており、治療及び再検査後の現在はCEM菌陰性となっている。他の88頭の感染が疑われる種牡馬については、最初に採取された材料の培養では陰性であったが、CEM菌陰性と公表される前に完了すべき追加検査が要求されている。トータルで658頭中415頭の牝馬については、検査と治療を完了し、CEM菌陰性となっている。
 ケンタッキー州に所在している4頭の陽性種牡馬はいずれも2008年の繁殖シーズン中には中央ケンタッキーの施設にいた。テキサス州とインディアナ州の種牡馬も同様に、2008年にはケンタッキー州の当該施設で過ごしている。ウィスコンシン州の陽性種牡馬は、ケンタッキー州にはいなかったが、これらの種牡馬のうちの4頭はいずれも2008年にケンタッキー州の施設でCEM陽性となった1頭の種牡馬とウィスコンシン州で少なくとも一繁殖シーズンを一緒に過ごしていた。ウィスコンシン州の5番目及び6番目の種牡馬は両方ともウィスコンシン州の4番目の種牡馬及びイリノイ州の3頭の陽性種牡馬が飼養されていた同じ繁殖施設で過ごしていた。ジョージア州の陽性種牡馬は2008年にはウィスコンシン州の3頭の陽性種牡馬と一緒に過ごしていた。
 ウィスコンシン州の陽性牝馬は、同州の2番目の陽性種牡馬と交尾により繁殖を行っていた。イリノイ州及びカリフォルニア州の各陽性牝馬は、2008年に1頭の陽性種牡馬の精液を用いて人工授精により繁殖を行っていた。カリフォルニア州の2頭はいずれも人工授精によりウィスコンシン州の1番目の陽性種牡馬から感染し、イリノイ州の1番目の牝馬はインディアナ州に現在所在している1頭の陽性種牡馬から感染を受けた。イリノイ州の2番目の牝馬は同州の2番目の陽性種牡馬から2008年に人工授精により感染を受けていた。
 感染が疑われる馬とは、州及び連邦の動物衛生当局によって決定されているように、自然交配もしくは人工授精を介してCEM陽性馬と繁殖を行った馬か、或いは疫学的にCEM陽性馬と関連がある馬である。

(出典:Contagious equine metritis, newsroom, APHIS, USDA, 2009. 5. 18, 鎌田正信, 2009. 5. 19)

 

ケンタッキー州における繁殖牝馬流産症候群(MRLS)の発生報告  

 2009年5月13日付のThehorse.com newsに米国ケンタッキー州における繁殖牝馬流産症候群(MRLS)の発生報告が掲載されましたので、以下に内容を紹介します。MRLS関連情報としては、2009年3月27日付のHorsetalk-International horse news(http://www.horsetalk.co.nz/news/)に「危険な東部天幕毛虫のシーズンがやってくる」というタイトルで、ケンタッキー大学から注意喚起を促す内容のニュース記事が掲載されています。
 ケンタッキー大学の家畜疾病診断センターは5月13日に2頭の胎児死亡解剖例がMRLSの所見と一致することを報告した。本病は2001〜2002年にかけてケンタッキー州のあらゆる品種の馬において概算で3億3600万ドルの累積的な経済損失を引き起こした。2001年を通してMRLSがケンタッキー中央部を非常に激しく襲った時には、2001〜2002年のサラブレッド種の子馬の生産頭数は妊娠後期の流産と早期胎児喪失により概算で30%が失われた。ケンタッキー大学における研究は本病と東部天幕毛虫との因果関係を強く結びつけるものであった。
 今回の2例については、1例が妊娠後期の胎児、他の1例は早期胎児喪失であった。我々は毎年このような症例を2、3例見ており、地方病的な発生と認識されるので、重大な懸念を示す理由はないとケンタッキー大学家畜疾病診断センター長のGraig Carter 教授は述べた。今の時期は東部天幕毛虫のシーズン最盛期である。毛虫が認められる地域から妊娠馬を遠ざけて飼養することの重要性について、クライアントである馬所有者に改めて注意喚起を行うように強く勧告する。もっと詳細な情報を得るためには、Thehorse.comのMRLS関連の文献リストを検索し、そして特にMRLS関連文献の最新情報を見てほしい。ケンタッキー大学は東部天幕毛虫の数は増加傾向を示すであろうと本年の早い時期に示唆している。MRLSは既に数州で報告され、一般的には東部天幕毛虫の孵化及び移動時期である。妊娠馬を牧草地に放牧する時には、東部天幕毛虫(又は他の毛虫)から妊娠馬を遠ざけるようにしなさい。妊娠馬が草を食べる時には、東部天幕毛虫や同毛虫の毛の部分を妊娠馬が食べる機会を最小限にするために干し草を食べさせなさい。そして、妊娠馬が寝床にいる時には、東部天幕毛虫を殺すために殺虫剤を適切に使用しなさい。

(出典:Thehorse.com news, Article#14162, 2009. 5. 13, 鎌田正信, 2009. 5. 18)

 

クロアチアにおける馬ウイルス性動脈炎の発生(最終報告)  

 2008年7月にクロアチアで発生した馬ウイルス性動脈炎の最終報告が2009年5月15日付のOIE World Animal Health Information Database(OIE WAHID)に掲載されましたので、第一報と最終報告を参考にして今回の発生概要を以下に紹介します。
 2008年7月30日にクロアチアのOsijecko-Baranjska州のDjakovo牧場で馬ウイルス性動脈炎の発生が確認され、最終的に36頭中29頭のリピッツァナー種のウマが陽性成績を示し、罹患率は80,56%であった。また、臨床症状を有する発症馬は認められず、斃死及び安楽死の処置を施されたウマはいなかった。なお、今回の発生に関わる詳細な疫学情報は報告されておらず、感染源や感染経路などについては不明である。
 2008年9月12日付のOIE WAHIDによれば、売買のために9頭から血液サンプルを採取し、クロアチア獣医研究所に送付したところ、検査において8頭のサンプルが馬ウイルス性動脈炎に対して陽性成績を示した。そこで、パドック内の36頭全てから血液サンプルを採取すべく指示が出され、クロアチア獣医研究所で血清学的検査が行われ、27頭のサンプルが馬ウイルス性動脈炎に対して陽性成績を示した。因みに使用された血清学的検査はエライザ法であり、7月30日、8月1日、8月21日の3回実施されている。さらに血液サンプルの検査は英国のウエブリッジの獣医学研究所でも2008年9月5日に実施され、36頭中29頭が血清中和試験で陽性成績を示した。今回の最終報告によれば、Djakovo牧場の10頭の種牡馬から精液を採取し、ザクレブのクロアチア獣医研究所へ送付して追加検査を実施している。追加検査は精液からのウイルス分離とPCR検査であり、2008年11月17日に全ての精液について両検査とも陰性成績が得られている。なお、今回の発生時の防疫対策としては、検疫、国内の移動制限、感染施設の消毒が主な対策であり、予防接種や治療は実施されていない。

(出典:OIE World Animal Health Information Database, 2008. 9. 12 & 2009. 5. 15, 鎌田正信, 2009. 5. 18)

 

米国における馬伝染性子宮炎の発生(15)  

 2008年12月17日付の記事で、米国における馬伝染性子宮炎(CEM)の発生を報告して以来、14回にわたりその続報を紹介しておりますが、5月11日付で米国農務省公式発表のニュース記事が更新されましたので、その内容を掲載します。
 2008年12月15日、ケンタッキー州は中央ケンタッキーの施設に飼養されている1頭のクオーターホース種牡馬がCEMの病原体であるTaylorella equigenitalis(CEM菌)に感染していることを確認した。現在までに米国農務省国立獣医学研究所(NVSL)により、合計18頭の種牡馬がCEM菌陽性として確認されている。これらの陽性種牡馬に加え、5頭の牝馬がNVSLによりCEM菌陽性と確認された。今回のCEMの発生源となる陽性馬は未だ同定されていない。今回の発生源の決定に関わる全ての活用可能な情報を追跡するため、疫学調査は継続されているが、結論はまだ引き出されていない。
 陽性種牡馬は6州に所在しており、ジョージア州が1頭、イリノイ州が3頭、インディアナ州が3頭、ケンタッキー州が4頭、テキサス州が1頭、ウィスコンシン州が6頭である。陽性牝馬は3州に所在しており、カリフォルニア州が2頭、イリノイ州が2頭、ウィスコンシン州が1頭である。
 ケンタッキー州に所在している4頭の陽性種牡馬はいずれも2008年の繁殖シーズン中には中央ケンタッキーの施設にいた。テキサス州とインディアナ州の種牡馬も同様に、2008年にはケンタッキー州の当該施設で過ごしている。ウィスコンシン州の陽性種牡馬は、ケンタッキー州にはいなかったが、これらの種牡馬のうちの4頭はいずれも2008年にケンタッキー州の施設でCEM陽性となった1頭の種牡馬とウィスコンシン州で少なくとも一繁殖シーズンを一緒に過ごしていた。ウィスコンシン州の5番目及び6番目の種牡馬は両方ともウィスコンシン州の4番目の種牡馬及びイリノイ州の3頭の陽性種牡馬が飼養されていた同じ繁殖施設で過ごしていた。ジョージア州の陽性種牡馬は2008年にはウィスコンシン州の3頭の陽性種牡馬と一緒に過ごしていた。
 ウィスコンシン州の陽性牝馬は、同州の2番目の陽性種牡馬と交尾により繁殖を行っていた。イリノイ州及びカリフォルニア州の各陽性牝馬は、2008年に1頭の陽性種牡馬の精液を用いて人工授精により繁殖を行っていた。カリフォルニア州の2頭はいずれも人工授精によりウィスコンシン州の1番目の陽性種牡馬から感染し、イリノイ州の1番目の牝馬はインディアナ州に現在所在している1頭の陽性種牡馬から感染を受けた。イリノイ州の2番目の牝馬は同州の2番目の陽性種牡馬から2008年に人工授精により感染を受けていた。
 18頭の陽性種牡馬と5頭の陽性牝馬に加えて、820頭の感染が疑われる馬についても所在が明らかにされている。これらの合計843頭の馬は、48州に所在する。186頭の陽性及び感染が疑われる種牡馬は28州に所在し、657頭の陽性及び感染が疑われる繁殖牝馬は46州に所在している。現在のところ、少なくともハワイ州とロードアイスランド州だけには感染が疑われたり、陽性と認められる馬は1頭もいない。
 所在が明らかになった全ての陽性馬と全ての感染が疑われる馬については、現在検疫下に置かれるか、拘束命令下にある。検査と治療のプロトコールは全ての所在が明らかとなった馬に対して実行されている。
 186頭中45頭の種牡馬については、現在全ての検査と治療のプロトコールを完了し、CEM菌陰性であることが確認されている。これら現在CEM菌陰性となっている45頭の種牡馬のうちの37頭については感染が疑われたものであり、8頭については先の検査でCEM菌陽性となっていたものである。これら8頭中4頭の種牡馬はケンタッキー州に、3頭はインディアナ州に、1頭はテキサス州にそれぞれ所在しており、治療及び再検査後の現在はCEM菌陰性となっている。他の101頭の感染が疑われる種牡馬については、最初に採取された材料の培養では陰性であったが、CEM菌陰性と公表される前に完了すべき追加検査が要求されている。トータルで657頭中390頭の牝馬については、検査と治療を完了し、CEM菌陰性となっている。
 感染が疑われる馬とは、州及び連邦の動物衛生当局によって決定されているように、自然交配もしくは人工授精を介してCEM陽性馬と繁殖を行った馬か、或いは疫学的にCEM陽性馬と関連がある馬である。

(出典:Contagious equine metritis, newsroom, APHIS, USDA, 2009. 5. 11, 鎌田正信, 2009. 5. 13)

 

2007年金沢競馬場で発生した馬インフルエンザの原因ウイルス株の遺伝子解析  

 本論文は、2007年に金沢競馬場で発生した馬インフルエンザの流行時に分離したウイルス株(A/equine/Kanazawa/1/2007, Kanazawa/07)の性状解析についてのものである。著者らは、Kanazawa/07の遺伝子分節全て(8分節)の遺伝子配列を部分的に決定し、バイオインフォマティクス技術により、同ウイルスが馬由来のものであることを遺伝学的に示した。また、回復期の感染馬血清(16検体)を用いた交差血球凝集抑制(HI)試験により、Kanazawa/07が日本のワクチン株と抗原性が異なっていたことを主張している。しかし、急性期血清のデータがなく、回復期血清のデータのみなので、ブースター効果の違いしか観察できていない。また、Kanazawa/07とワクチン株との間におけるHI抗体価の幾何平均値の差は4倍未満であり、有意な差とは思われない。また、ヘマグルチニンの遺伝子配列からアミノ酸配列を予測して、抗原決定部位におけるアミノ酸置換を示し、抗原性への影響を考察しているが、示されている抗原決定部位は、あくまでもヒトの季節性インフルエンザウイルス(H3N2)のX線結晶解析から同定された抗原決定部位を、H3N8のウマインフルエンザウイルスに当てはめて予測しているに過ぎない。抗原性について言及するのであれば、もう少し、血清学的な試験の追加が必要なのではないかと思われる。

(出典:M. Ito et al., J. Vet. Med. Sci., 70, 899-906, 2008, 山中隆史, 2009. 5. 13)

 

ワクチン効果不全がクロアチアに馬インフルエンザの流行を引き起こした  

 2004年4月に、クロアチアのザグレブ競馬場(hippodrome)において、馬インフルエンザの流行が発生した。本論文は、流行状況および分離ウイルスの解析に基づく疫学を示したものである。
 流行時には、馬インフルエンザ予防用不活化ワクチンの接種を受けている馬および受けていない馬が混在していたが、臨床症状に相違は認められなかった。当時クロアチアで使用されていたワクチン株(H3N8)は、A/equine/Miami/63およびA/Fontainbleau/79であった。分離ウイルス(A/equine/Zagreb/04)のヘムアグルチニン(HA)1遺伝子の解析の結果、アメリカ系統のフロリダ亜系統に属していることが判明した。一般にウマインフルエンザウイルス(H3N8)のHA1蛋白質の抗原部位は、ヒトのインフルエンザウイルス(H3N2)と同様に5箇所存在すると考えられており、Site AからEと表される。A/equine/Zagreb/04は、A/equine/Miami/63とはSite A- Eの5箇所全てにおいて、A/Fontainbleau/79とはSite A-Dの4箇所においてHA1蛋白質のアミノ酸に置換が認められた。これらのワクチン株からの流行ウイルス株のHA1蛋白質のアミノ酸置換が、ワクチン効果不全(vaccine failure)を引き起こしたのであろうと考察している。しかしながら、本論文においては、急性期の馬血清のA/equine/Newmarket/1/93(旧アメリカ系統)に対する血清反応試験(血球凝集抑制試験および一元放射溶血試験)のデータは示されているが、流行ウイルスを抗原とした血清反応試験のデータは示されていない。したがって、予防接種により十分な免疫が獲得できずに感染をするいわゆるワクチン効果不全の原因をワクチン株と流行ウイルスとの抗原性の差であると結論付けるためには、バイオインフォマティクスによる解析でなく、血清反応試験による交差性の検証が必要ではないかと思われる。

(出典:Ljubo Barbic et al., Vet. Microbiol., 133, 164-171, 2009, 山中隆史, 2009. 5. 13)

 

イスラエルにおける馬脳症の発生(2)  

 2009年4月27日付の総研HPのニュース記事でイスラエルにおける馬脳症の発生について紹介しましたが、今般、4月28日付のOIE World Animal Health Information Database及び5月1日付のPromed-mail post に最終報告が掲載されましたので、以下にこれまでの経過とその概要を簡単に紹介します。
 今回のイスラエルにおける馬脳症の発生は、2008年11月9日付のOIEWAHIDで「イスラエルにおける馬ウイルス性動脈炎の発生」と誤って報告されたものと同じ事例であり、2009年1月25日付のOIEWAHIDでは馬ウイルス性動脈炎陽性馬は7例のみで、イスラエル全土に広がった熱性疾患については不明であるし、原因も分からないと報告されていました。しかし、2009年4月1日付のProMED-mail postに、イスラエル全土に広がった熱性疾患は馬脳症であったことが報告され、発生状況、感染経路と潜伏期間、診断及び治療が紹介されました。
 今回の最終報告によれば、2008年10月1日にイスラエルのHamerkaz州で最初の発生が認められ、その後6州で約2ヶ月間に渡り継続発生し、12月1日に終息しております。トータルで42件の発生があり、800頭中150頭の馬が発症し、臨床症状としては発熱、食欲減退、鼻汁、衰弱などが認められたと記載されています。しかし、発生当初馬ウイルス性動脈炎と間違って診断されたことから、発症率等については正確に算定できないと追記されています。防疫対策としては、国内での移動制限以外には特に対策は行っていないようです。2009年1月10日にイスラエルのキムロン獣医研究所でウイルス分離と中和試験で馬脳症が疑われ、馬脳症のOIEリファレンスラボラトリーである英国ウエブリッジの獣医学研究所で2009年3月30日にPCR検査により最終的に確認されています。

(出典:ProMED-mail post, Archive Number 20090501.1645, 2009. 5. 1 & OIE World Animal Health Information Database, 2009. 4. 28, 鎌田正信, 2009. 5. 11)

 

米国における馬伝染性子宮炎の発生(14)  

 2008年12月17日付の記事で、米国における馬伝染性子宮炎(CEM)の発生を報告して以来、13回にわたりその続報を紹介しておりますが、4月30日付で米国農務省公式発表のニュース記事が更新されましたので、その内容を掲載します。
 2008年12月15日、ケンタッキー州は中央ケンタッキーの施設に飼養されている1頭のクオーターホース種牡馬がCEMの病原体であるTaylorella equigenitalis(CEM菌)に感染していることを確認した。現在までに米国農務省国立獣医学研究所(NVSL)により、合計18頭の種牡馬がCEM菌陽性として確認されている。これらの陽性種牡馬に加え、5頭の牝馬がNVSLによりCEM菌陽性と確認された。今回のCEMの発生源となる陽性馬は未だ同定されていない。今回の発生源の決定に関わる全ての活用可能な情報を追跡するため、疫学調査は継続されているが、結論はまだ引き出されていない。
 陽性種牡馬は6州に所在しており、ジョージア州が1頭、イリノイ州が3頭、インディアナ州が3頭、ケンタッキー州が4頭、テキサス州が1頭、ウィスコンシン州が6頭である。陽性牝馬は3州に所在しており、カリフォルニア州が2頭、イリノイ州が2頭、ウィスコンシン州が1頭である。
 ケンタッキー州に所在している4頭の陽性種牡馬はいずれも2008年の繁殖シーズン中には中央ケンタッキーの施設にいた。テキサス州とインディアナ州の種牡馬も同様に、2008年にはケンタッキー州の当該施設で過ごしている。ウィスコンシン州の陽性種牡馬は、ケンタッキー州にはいなかったが、これらの種牡馬のうちの4頭はいずれも2008年にケンタッキー州の施設でCEM陽性となった1頭の種牡馬とウィスコンシン州で少なくとも一繁殖シーズンを一緒に過ごしていた。ウィスコンシン州の5番目及び6番目の種牡馬は両方ともウィスコンシン州の4番目の種牡馬及びイリノイ州の3頭の陽性種牡馬が飼養されていた同じ繁殖施設で過ごしていた。ジョージア州の陽性種牡馬は2008年にはウィスコンシン州の3頭の陽性種牡馬と一緒に過ごしていた。
 ウィスコンシン州の陽性牝馬は、同州の2番目の陽性種牡馬と交尾により繁殖を行っていた。イリノイ州及びカリフォルニア州の各陽性牝馬は、2008年に1頭の陽性種牡馬の精液を用いて人工授精により繁殖を行っていた。カリフォルニア州の2頭はいずれも人工授精によりウィスコンシン州の1番目の陽性種牡馬から感染し、イリノイ州の1番目の牝馬はインディアナ州に現在所在している1頭の陽性種牡馬から感染を受けた。イリノイ州の2番目の牝馬は同州の2番目の陽性種牡馬から2008年に人工授精により感染を受けていた。
 18頭の陽性種牡馬と5頭の陽性牝馬に加えて、797頭の感染が疑われる馬についても所在が明らかにされている。これらの合計820頭の馬は、48州に所在する。171頭の陽性及び感染が疑われる種牡馬は27州に所在し、649頭の陽性及び感染が疑われる繁殖牝馬は45州に所在している。
 所在が明らかになった全ての陽性馬と全ての感染が疑われる馬については、現在検疫下に置かれるか、拘束命令下にある。検査と治療のプロトコールは全ての所在が明らかとなった馬に対して実行されている。
 171頭中41頭の種牡馬については、現在全ての検査と治療のプロトコールを完了し、CEM菌陰性であることが確認されている。これら現在CEM菌陰性となっている41頭の種牡馬のうちの33頭については感染が疑われたものであり、8頭については先の検査でCEM菌陽性となっていたものである。これら8頭中4頭の種牡馬はケンタッキー州に、3頭はインディアナ州に、1頭はテキサス州にそれぞれ所在しており、治療及び再検査後の現在はCEM菌陰性となっている。他の89頭の感染が疑われる種牡馬については、最初に採取された材料の培養では陰性であったが、CEM菌陰性と公表される前に完了すべき追加検査が要求されている。トータルで649頭中365頭の牝馬については、検査と治療を完了し、CEM菌陰性となっている。
 感染が疑われる馬とは、州及び連邦の動物衛生当局によって決定されているように、自然交配もしくは人工授精を介してCEM陽性馬と繁殖を行った馬か、或いは疫学的にCEM陽性馬と関連がある馬である。

(出典:Contagious equine metritis, newsroom, APHIS, USDA, 2009. 4. 30, 鎌田正信, 2009. 5. 1)

 

 
 

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