![]()
米国における馬伝染性子宮炎の発生(34)
|
2008年12月17日付の記事で、米国における馬伝染性子宮炎(CEM)の発生を報告して以来、33回にわたりその続報を紹介しておりますが、2009年12月17日付で米国農務省公式発表のニュース記事が1ヶ月ぶりに更新されましたので、その内容を掲載します。なお、現在までの検査対象馬は991頭(種牡馬が276頭、牝馬が715頭)で、27頭(種牡馬が22頭、牝馬が5頭)がCEM陽性、914頭(種牡馬が237頭、牝馬が677頭)がCEM陰性とそれぞれ診断され、残り77頭(種牡馬が39頭、牝馬が38頭)について検査が継続されています。 (出典:Contagious equine metritis, newsroom, APHIS, USDA, 2009. 12. 17, 鎌田正信, 2009. 12. 21) |
|
2009年10月27日付の総研HPのニュース記事で米国テキサス州における馬ピロプラズマ病(EP)の発生を報告して以来、5回にわたりその続報を紹介しておりますが、2009年12月14日付のOIE
World Animal Health Information Database (WAHID) に最新の情報が掲載されましたので、以下にこれまでの経過概要を含めて紹介します。今回の報告によれば、12月7日現在、EP陽性馬は米国12州で摘発され、合計351頭に達しております。 参考情報 (出典OIE World Animal Health Information Database, 2009. 12. 14, 鎌田正信, 2009. 12. 17) |
|
2009年9月14日付の総研HPのニュース記事でアイルランドにおける馬ピロプラズマ病(EP)の発生について紹介しましたが、12月14日付のOIE
World Animal Health Information Database(WAHID)に最終報告が掲載されましたので、以下にこれまでの経過概要を含めて紹介します。 参考情報 (出典:OIE World Animal Health Information Database, 2009. 12. 14, 鎌田正信, 2009. 12. 17) |
|
2009年12月8日付のOIE World Animal Health
Information Database(WAHID)に、ドイツにおける馬伝染性貧血(EIA)の発生が掲載されましたので、下記にその概要を紹介します。なお、軽種馬防疫協議会ニュースの馬伝染病発生情報によれば、ドイツにおけるEIAの発生は2006年以降毎年報告されており、特に2006年から2007年にかけてドイツ中部のチューリンゲン州での本病の発生が発端となって、大規模な疫学調査が実施され、最終的に数10頭のウマが死亡又は安楽死の処置を施されています。 (出典:OIE World Animal Health Information Database, 2009. 12. 8, 鎌田正信, 2009. 12. 15) |
|
2009年12月11日付のOIE World Animal
Health Information Database(WAHID)に、南アメリカ北部に位置するベネズエラにおける東部馬脳炎(EEE)の発生報告が掲載されましたので、以下にその概要を紹介します。 (出典:OIE World Animal Health Information Database, 2009. 12. 11, 鎌田正信, 2009. 12. 15) |
|
2009年12月7日付のHorsetalk-International
horse newsに、「最近のレポートによれば、イギリスへの不法なウマの輸入は、アフリカ馬疫(AHS)の国内侵入リスクを増加させている」という記事が掲載されていましたので、以下にその概要を紹介します。 (出典:Horsetalk-International horse news, 2009. 12. 2 & 2009. 12. 7, 鎌田正信, 2009. 12. 14) |
|
2009年12月4日付のTheHorse.com newsに、「イングランドで初めて報告されたウマのレプトスピラ流産」というタイトルの論評が掲載されていましたので、以下にその概要を紹介します。 (出典:TheHorse.com news, Article#15402, 2009. 12. 4, 鎌田正信, 2009. 12. 14) |
|
2009年10月20付の総研HPのニュース記事で、10月17日付のProMed-mailに掲載された「ウマの腺疫の原因菌であるStreptococcus
equi subspecies equi (S. equi) がカナダの動物愛護協会保護施設の2匹のイヌに感染し、重篤な出血性肺炎を起こして死亡したという非常に珍しい症例報告」を紹介しましたが、10月29日付のProMed-mailに原因菌に関する修正レターが投稿されました。主な修正点は、原因菌が腺疫菌のS.
equi から Streptococcus equi subspecies zooepidemicus
(S. zooepidemicus) に変更され、この細菌が人獣共通感染症の病原体であると修正されたことです。正式な修正記事が再掲載されていませんが、以下に修正変更後の10月17日付のProMed-mailの主な概要を掲載します。 参考情報 (出典:ProMed-mail, Archive Number 20091029.3742, 2009. 10. 29, 鎌田正信, 2009. 12. 9) |
|
2009年12月1日付のTheHorse.com newsに、米国フロリダ州のコールダー競馬場おける神経型ウマヘルペスウイルス1型(EHV-1)感染症の発生が報告され、その後続報が掲載されていますので、以下にその経過概要を紹介します。 参考情報 (出典:TheHorse. com news, Article#15373, 2009. 12. 1, 鎌田正信, 2009. 12. 8) |
|
2009年6月24日付の総研HPのニュース記事に、米国における今年最初のウマの東部馬脳炎(EEE)の発生を報告して以来、11回にわたりその続報を紹介しておりますが、12月2日付の米国動物衛生サーベランスシステム(NAHSS)に最新の発生報告が掲載されましたので、本年の最終報告として以下にその概要を紹介します。 参考情報. (出典:Equine Encephalitides Reporting, NAHSS, USDA, 2009. 12. 2, 鎌田正信, 2009. 12. 7) |
|
2009年8月10日付の総研HPのニュース記事に、米国におけるウマのウエストナイルウイルス(WNV)感染症の発生報告を掲載して以来、9回にわたりその続報を紹介しておりますが、12月2日付の米国動物衛生サーベランスシステム(NAHSS)に最新の発生報告が掲載されましたので、本年の最終報告として以下にその概要を紹介します。 参考情報 (出典:Equine Encephalitides Reporting, NAHSS, USDA, 2009. 12. 2, 鎌田正信, 2009. 12. 7) |
|
ウマトリパノソーマ病の病原体であるTrypanosoma bruceiおよびT. congolenseはツェツェバエによって媒介されるが、タンザニア連合共和国セレンゲティ地区はツェツェベルトと呼ばれる同衛生昆虫の生息域に含まれるため、本病の高度蔓延地域となっている。近年、レジャー目的での乗馬が当地域で盛んに行われ、トリパノソーマ原虫から馬群を守ることが大きな課題となっている。本研究では、2年間の調査期間中に発生したウマトリパノソーマ病の事例を、診断・治療の観点から検証した。多くの症例で初期症状として発熱が見られたほか、黄疸、沈うつも発症初期から観察された。一方、本病で特徴的な症状とされる、腹部や四肢の浮腫、運動失調、麻痺などの臨床症状は発症後期にしか見られず、早期診断の目的には適わないと考えられた。したがって、体温のモニタリングを徹底した上で、発熱馬について迅速に血液塗抹標本の鏡検を行い、早期に診断することが重要である。患馬の多くではキナピラミンによる治療が奏効し、ほぼ5日以内に回復した。しかし、発症から2日以上経ってから治療を開始した場合、貧血、体重減少、神経症状を防ぐことができずに、長期化もしくは死の転帰をとることが多く、発症初期の治療が極めて重要であることが示された。こうした早期診断・早期治療に加えて、キナピラミンやイソメタミジウムなどの予防的投与や、ベクター対策を含めた予防策を実施することが、トリパノソーマ原虫高度蔓延地域におけるウマの飼養管理には必要であると思われる。 (出典:H. Auty et al., Vet. Parasitol., 154, 233-241, 2008, 坂内天, 2009. 12. 7) |
|
2009年11月27日付のHorsetalk-International
horse newsに、「最近の研究において、ドイツの研究者達はサンプリングした62種類の市販のウマの餌の全てからカビ毒を検出した」という内容の記事が掲載されていましたので、以下にその概要を紹介します。 (出典:Horsetalk-International horse news, 2009. 11. 27, 鎌田正信, 2009. 12. 2) |
|
2009年11月26日付のProMed-mail postに、北大西洋のイギリス領バミューダにおける腺疫の発生報告が掲載されましたので、以下にその概要を紹介します。本年はこれまでにイギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、アメリカなどで腺疫の発生があり、競馬や競技会、その他のイベントの中止、変更などが報告されています。2009年4月13日及び10月14日付の総研HPのニュース記事に、オーストラリアとアメリカにおける腺疫の発生報告がそれぞれ掲載されておりますので、参考にしてください。 (出典:ProMed-mail post , Archive Number 20091126.4056, 2009. 11. 26, 鎌田正信, 2009. 12. 1) |
|
2009年11月24日付のTheHorse.com newsに、「馬ピロプラズマ病(EP)の診断法としての血清学的試験とPCR試験の比較研究」に関する論評が掲載されていましたので、以下にその概要を紹介します。 (出典:TheHorse.com news, Article#15338, 2009. 11. 24, 鎌田正信, 2009. 12. 1) |
|
腺疫はウマ特有の細菌性の急性伝染病で、原因菌のStreptococcus equi subsp. equiは罹患馬の下顎リンパ節や咽頭後リンパ節の腫脹や膿瘍を形成する。一般的に本病の死亡率は2.7〜20%と報告されているが、罹患馬が喉嚢の蓄膿症,免疫介在性疾患をはじめとした続発症や合併症を併発した場合,その死亡率はさらに高くなると思われる。本論文では、これらの続発症や合併症を併発した腺疫の症例について再調査を行い、その結果について考察している。結論としては、腺疫罹患馬の検査においては鼻腔スワブの検査のみならず,喉嚢を含む喉頭部の内視鏡検査やレントゲン検査を実施し,適切な加療を施すことによりキャリアーの排除や救命率の向上につながるものと考えられる。 (出典:D. Whelchel et. al., Equine Vet. Edu. 21, 135-141, 2009,帆保誠二, 2009. 11. 24) |
|
|