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旅立ち
今年の3月は暖かい日、寒い日が交互にやってくるような不安定な天候が続いていますね。花粉も飛んで苦しんでいる人もいるようで、何かと体調を崩しやすい季節ですが、もうすぐ春です!元気を出していきましょう!
卒業入学のシーズンですね。この常磐にも競馬学校きゅう務員課程入学を目指して勉強している人たちがいます。先日の試験で5名が合格したのですが、そのうち3名が常磐を旅立っていくこととなりました。この4月から競馬学校に入学する2名と7月入学前に生産地に修行に行く1名です。出会いがあれば必ず別れがある。つらいですねえ〜。3人には何か贈る言葉でもと思ったのですが気の聞いたことも言えず・・・まあとにかく「1日1日持っている力を出し切れ!」そう言いたいです。人を励ますとき「がんばれ」という言葉もありますが、この「がんばれ」は「自分の実力以上にがんばれ」というプレッシャーになることもあり、人によっては萎縮することもあるかもしれません。その日その日に今ある力を出し切って、終わった後に学んだことを次の日に持っていって、そしてまた全力を出し切る!そんな積み重ねがあれば、人は成長していけるのではないでしょうか!と、えらそうな事を言ってしまいましたが、こんな言葉で許してください!とにかく早くパドックで競走馬を緊張しながら曳いている姿を見たいものです。みなさん、またどこかでお会いできることを楽しみにしています!
では3名の中から、ヒダカくんとジローくんに常磐での思い出と抱負を語っていただきましょう。
まずはヒダカくんから
「常磐支所の馬は腱の病気、とりわけ屈腱炎の馬が多いのが特徴で、日々の調教は装蹄師、獣医師と密に連絡を取りながら、常に脚元や腱と会話をしつつ、休養で失われた筋肉を取り戻す=リハビリに重点を置いて、一歩一歩後肢の踏み込みを意識しながら調教していました。しかし、何ヶ月もかけて再生した腱も、ある日突然傷ついて振り出しにもどることもありました。常磐支所での勤務は、とてもシビアなところがある反面、その馬が復帰するのを待っていてくれる馬主、調教師、そしてファンのためにも「絶対にターフに復帰させる」というやりがいと使命感を感じることができました。そして何より支所を卒業した愛馬たちがターフに復帰し、なおかつ勝った時の喜びは何にも変えがたい喜びがありました。競馬学校に行っても常磐支所で学んだ「一歩一歩を大切に調教することが強い馬作りにつながる」ということを忘れないで頑張っていきたいと思います。」
続いてジローくん
「自分は常磐に来て約3年、所長3代に渡ってお世話になるという不名誉な記録を作ってしまいました。しかし、それだけ長くいた分、たくさんの人や馬に出会うことができ、人間としてもホースマンとしても大きく成長できたと思います。学校やトレセンに行っても、ここで学んだ事や経験を生かして頑張っていこうと思います。」
さてさて、この3月4月と皆さんそれぞれいろいろな出会いと別れがあったのでしょうね・・・。それぞれの思い出を胸にしまって、新たな気持ちで1年を迎えましょう!!(ASHI)
ツキハシくんからもメッセージが来ました。ご紹介しますね。
「みなさんこんにちは!ヤミサンタです。(04年冬号参照)常磐支所はファンと馬の距離がとても近く、馬という生き物を見て感じることができるところです。その中でファンの皆様にはご理解いただき、静かに見学していただいたり、カメラのフラッシュを抑えていただいたりなど、ご協力いただき感謝しております。本来馬はとても臆病で怖がりな生き物です。(前作のジョーくん参照)「驚く」という字に「馬」が入っているように、あの大きな馬体から想像もつかないくらい気が小さく、ちょっとしたことでも驚いてしまう動物です。これからも皆様には暖かく見守っていただけると助かります。きゅう務員になったら、ファンの皆様に愛されるような強い馬を育てられたらいいなと思います。パドックで見かけたら応援してください。(笑)それでは!」
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