微生物研究室では細菌やウイルスあるいは原虫などの微生物によって引き起こされる馬の   病気(感染症)について、診断・治療・予防法の研究を行っています。    すなわち、迅速で信頼性の高い診断法と効果的な治療法を確立するとともに、安全で有効   な予防ワクチンの開発をめざしています。    そのための基礎研究として、馬感染症の疫学調査、病原微生物学的研究および病理学的研究   を行っています。また、馬感染症に対する病性鑑定も重要な業務であり、トレーニングセンター、   競馬場または生産地などで発生した馬の伝染病や感染症に素早く対応できる体制を整えています。
  室長:針生和久  主任研究役:片山芳也  主査:上野孝範、村中雅則、丹羽秀和     研究員:木下優太
  (一般研究)   ・ 馬感染症のサーベイランスおよび臨床微生物学的研究   ・ 多検体処理および特異性の向上を目的とした馬パラチフス血清診断法の改良     −マイクロ凝集反応およびLPS-ELISA法の検討−   (委託研究)   ・ 遺伝子組換え蛋白質抗原を用いた馬レプトスピラ症の血清診断法の確立ならびに疫学調査 (鹿児島大学)   ・ 脳脊髄糸状虫症の免疫学的診断法開発に関する研究−遺伝子組換え技術を用いたELISA法− (北里大学)   (共同研究)   ・分子生物学的手法を用いた馬感染症の診断およびベクターに関する研究     −腺疫菌M-Like蛋白質抗原分泌メカニズムの分子遺伝学的解析− (動物衛生研究所)
走査型電子顕微鏡による観察
 電子顕微鏡を使えば普通の顕微鏡
 で 見えない極小さな病原体まで
 拡大して見ることができます。
ウイルスの組織培養
 ウイルスは自分自身で増えることが
 できないので、培養した細胞に感染
 させて増殖させます。
細菌の薬剤感受性試験
 治療に有効な抗生物質を探すため、
 細菌の薬剤感受性を調べます。
PCRによるDNAの検出
 病原体のDNAを調べることで、その
 種類やタイプを迅速に知ることが
 できます。
ウエストナイルウイルス
      の電子顕微鏡像
 アメリカで猛威を振るっている
 ウエストナイル熱の病原体は蚊
 の吸血によって馬に感染します。
Sarcocystis neurona
         のメロゾイト
 馬原虫性脊髄脳炎と呼ばれる病気の
 病原体でオポッサム(フクロネズミ)
 の糞便から馬に感染します。
  ※各画像をクリックすると拡大画像が表示されます。




Back

Home

Next