会長新任挨拶
菅野 茂
このたび、本学会の第4代会長を拝命いたしました。この日本ウマ科学会
は1990年に設立されましたので、昨年創立20周年を迎えたわが国で唯一の
実績のあるウマ科学に関するユニークな学会といえます。
英文の学術誌「JES」および和文情報誌「ヒポファイル」の年4回の刊行、
年1回の学術集会の開催とともに、教育講演会の開催、国際交流促進事業や
表彰事業を柱としたこの学会の活動はわが国のウマ関係者に大いに貢献して
いると思われます。
私自身は学会発足以来の会員で、常任理事を経て2002年以降は上原伸美第
2代、小川 諄第3代会長の補佐役として副会長を務めておりましたが、こ
れまでどれだけ本学会の発展に貢献できたのか、じくじたる思いがあります。
しかし、私が1998年まで勤めていた東京大学農学部の講座は、1935年に馬学
講座として発足した歴史をもつ教室でしたので、現在に至るまでいろいろな
かたちでウマに関わる機会に恵まれています。
幸い、JRA総研内にある事務局を初めとして、徳力、安斉の両副会長、常任
理事、理事、評議員諸氏のサポート体制は万全と考えられますので、私も初
心にかえって本学会発展のために微力を尽す所存であります。会員の皆様方
におかれましても、本学会の発展のために、ご指導、ご協力の程、よろしく
お願い致します。
会長退任の挨拶
小川 諄
私は、平成17年(2005年)11月に前任の上原さんから引き継いで第三代目
の会長を拝命してから6年が経過し、今回の総会をもって退任することにな
りました。
就任するときには、長い間お世話になったウマへの恩返しということと、
ウマの科学と文化の発展のためにいくらかでもお役に立てばという思いで、
会長を引き受けた訳ですが、そのお役に立てたかどうか、少なからず疑問に
思っているところですが、役員はじめ事務局、会員の皆様のご指導とご支援
により、任期を終えることができました。ここに、心より深く感謝を申し上
げます。
本学会も、1990年に設立されましたので昨年で丁度20年が経過し、ヒトで
言えば成人を過ぎたところであります。これからも、本学会設立の趣旨に沿
って、ウマにかかわり、ウマに関心を持つ広い分野の人々が、気軽にウマに
ついて自由に語り合える集いとして、成熟してゆくよう期待しているところ
です。
幸い後任には、長く副会長を勤められ、学識経験ともに豊富な菅野茂先生
にお引き受けいただくこととなりました。新会長のもとで、本学会が益々発
展されますよう心より祈念申し上げ、退任の挨拶といたします。
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