2000年9月7日

軽防協ニュース速報 号外


西ナイルウイルス感染症に関する情報


昨年、米国北東部で確認された西ナイルウイルス感染症が、本年も発生している。

米国ではこのウイルスに対する集中的な監視により、夏期のウイルス分布に関する相当量の情報が蓄積されている。9月1日現在、本年は北東部の6州(ニューヨーク、ニュージャージー、コネチカット、マサチューセッツ、ロードアイランドおよびニューハンプシャー)においてウイルスの存在が報告されている。ウイルスは鳥の死骸および蚊から最も頻繁に分離されており、8月はヒト9例、ウマ2例の感染が報告された。ヒト8例はニューヨーク市、1例はニュージャージー州である。一方、ウマにおいてはニューヨーク州スタテンアイランドの26歳の去勢馬が、本年の第1例目として診断された。本例は8月17日に脳炎症状を発症して起立不能に陥り、8月20日に安楽死処置された。2例目はマサチューセッツ州ベットフォードで発生し、8月29日に安楽死処置された。

これらの情報はICCがNational Atlas of the United States (http://www.nationalatlas.gov/virusmap.htm), the State of New York Department of Health (http://www.health.state.ny.us)およびProMed(http://www.promedmail.org)から得た情報を元に作成した。


・世界の馬伝染病発生情報