2003年11月19日

軽防協ニュース速報 号外

2003年11月19日
軽種馬防疫協議会 事務局
(JRA馬事部防疫課)


  新しい馬インフルエンザワクチンの発売について


新しい馬インフルエンザワクチンの製造が、平成15年10月に農林水産省から認可されました。この新しいワクチンは、1980年以降馬インフルエンザウイルスH3N8(旧分類法では2型)が、アメリカ大陸とヨーロッパ大陸で別々に進化している事実に基づき、開発されたものです。従来のワクチンに含まれていましたA/equine/Kentucky/1/81(アメリカ型)の代わりに、A/equine/Avesta/93(ヨーロッパ型)を組み入れることで、欧米両型に対応できることになります。

新ワクチンの製品名は、下記のとおりです。

 馬フルワクチン“化血研”     【(財)化学及血清療法研究所】
 日生研馬インフルエンザワクチン ゼロスリー03  【日生研(株)】

市場に出回るのは、平成16年3月下旬を予定しています。使用にあたっては、以下のことを推奨します。

1. 初めてワクチン接種を受ける1歳馬については、春(おおむね5月と6月)に新ワクチンを接種し、基礎免疫を行って下さい。この時期に、インフルエンザ、日本脳炎、破傷風の3種混合ワクチンを使用する場合には、3種混合ワクチンと新馬インフルエンザワクチンを同時に接種してください。年内に行う初回補強接種には、同じ新馬インフルエンザワクチンを使用して下さい。なお、現在市販されている3種混合ワクチンについては、当面は現行ワクチンの株を使用いたします。

2. 既に基礎免疫の完了している平成14年までに生まれた馬については、新馬インフルエンザワクチンを使用して下さい。必ずしも基礎免疫からやりなおす必要はありません。

3. その他、不明な点は、軽種馬防疫協議会事務局までお尋ね下さい。


・世界の馬伝染病発生情報