2005年3月9日
軽種馬防疫協議会 事務局
(JRA馬事部防疫課)
2005年2月8日、ミシガン州農務省(MDA)は、ミシガン州ノースビルダウンズ競馬場において、4頭目の馬ヘルペスウイルス1型(EHV-1)感染による神経症例を確認し、それにより2月14日以降の競馬開催中止を発表した。また、MDAと州競馬委員会(Office of Racing Commissioner)は、競馬場の隔離措置をとり、全ての馬の入退場を禁止した。なお、他競馬場で開催されている競走の馬券発売は続けている。詳細は以下のとおり。
2月8日、ミシガン州立大学内の診断センターにおいて、4頭目の罹患馬から採取されたサンプルについてEHV-1の陽性反応が確認された。同競馬場では12月から1月の間に3頭のEHV-1感染による神経症例を確認していたため、州の獣医官はこの3ヶ月間、競馬場で監視をし続けており、この4頭目の発症馬を発見した。これまでの発症馬3頭については、競馬場で21日間の隔離きゅう舎での隔離措置をとられていた。
ミシガン動物衛生局(Michigan Animal Health)、州競馬委員会およびノースビルダウンズ競馬場は感染拡大を防ぐために、いくつかの追加措置と防衛手段をとった。
* ノースビルダウンズの全ての施設内の馬の隔離強化。競馬場を離れる馬が感染を拡大させるおそれがない事を動物衛生局と競馬場が判断するまで、馬の入退場の禁止措置を継続。
* 感染馬と接触があった全ての馬の追跡調査の実施
* 発症馬の即時発見を確実にするための調査
* 隔離区域施設および感染を拡大させる可能性がある経路などの頻繁な消毒
* 隔離区域内の飼料および水の分別
* 隔離区域からの、馬具、ブラシ、ホース、バケツなどの備品の持ち出し禁止
さらに、州当局は米農務省獣医局の疫学調査員による十分な調査を依頼しているところである。
また、競馬場当局が管轄する7つの競馬場における全ての在きゅう馬に対するEHVワクチン接種を要請し、6ヶ月以内のワクチン接種証明をそれら7つの競馬場への入場条件としたとの報告もある。