2006年12月22日

軽防協ニュース速報 号外

2006年12月22日
軽種馬防疫協議会 事務局
(JRA馬事部防疫課)


  アメリカ合衆国における馬鼻肺炎(ウマヘルペスウイルス1型< EHV-1>感染症)
の発生による乗馬競技会の中止について

 馬鼻肺炎(EHV-1感染症)の発生により、フロリダ州ウェリントンで12月15〜17日に開催される予定であった障害馬術の競技会(2006 American Grand Prix Association National Championship:賞金$100,000)が中止になった。

 フロリダ州の発表によると、12月上旬より、ウェリントンの競技会施設内で馬鼻肺炎様の症状を呈した馬が18頭確認され、うち6頭が神経症状を示し、3頭が死亡もしくは安楽死となった。発症馬のうち7頭がEHV-1感染症との確定診断がなされている。現在ウェリントンの5施設で馬の隔離措置がとられている。
 最初の発症馬はドイツからの輸入馬であった。この馬は11月24日に他の14頭とともに輸入検疫を受けた。検疫期間中に1頭が発熱症状を呈したが、その後解熱し臨床症状も消失したことから、11月27日に全馬解放された。フロリダ州にはこのうち5頭が輸送され、うち2頭が神経症状を呈した。また、カリフォルニア州に輸送された1頭も、EHV-1感染症を発症して死亡した。米国農務省はこれら輸入馬が輸送された各州獣医官に対して注意喚起を行っている。

 米国では、神経型馬鼻肺炎の発生により、昨年2月ノースビルダウンズ競馬場(ミシガン州)で、本年1月にローレルパーク競馬場(メリーランド州)で競馬開催が中止となっている。


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