2006年8月18日

軽防協ニュース速報 号外

2006年8月18日
軽種馬防疫協議会 事務局
(JRA馬事部防疫課)


  アメリカ合衆国における水胞性口炎の発生について


 米国における水胞性口炎の2006年最初の症例が、米国農務省動植物衛生検査部(APHIS)から報告された。概要は以下のとおりである。

 感染馬はワイオミング州中央に位置するNatrona郡(キャスパー近郊)の施設に在きゅうする10歳馬であり、米国農務省国立獣医学研究所(NVSL)におけるcELISAおよびウイルス分離により、水胞性口炎ニュージャージー株(VS-NJ)感染との確定診断がなされた。
 同馬は8月13日に鼻部の腫脹が確認されたため、翌14日に開業獣医師による再検査を受けた。その際、口腔内にも異常が確認されたことから、直ちにAPHISに連絡がなされ、同日から調査が開始されたものである。
 感染馬は施設からの最近の移動歴はないものの、牧場周辺にはCulicoides(ヌカカ)とサシバエが多数いることが報告されている。同施設には臨床上正常な29頭の馬と25頭の牛が飼養されており、現在、隔離措置がとられている。さらに、感染馬については他の動物との隔離措置もとられている。その他の防疫措置として昆虫防除措置が強化されている。
 ワイオミング州農務省は、市民と獣医師に対して水胞性口炎の情報を公開し、感染拡大を防ぐための啓発活動を行っている。
[The Horse.comより:http://www.thehorse.com/viewarticle.aspx?ID=7426]

【参考】米国における最近の水胞性口炎の発生
 米国においては、2004年および2005年に水胞性口炎の発生が下記のとおり確認されており、本年4月11日に米政府よりOIEに終息報告が出されてた。

2004年
 3州(ニューメキシコ、テキサス、コロラド)、294施設、馬:405頭、牛:69頭

2005年
 9州(アリゾナ、コロラド、アイダホ、モンタナ、ネブラスカ、ニューメキシコ、テキサス、ユタ、ワイオミング)、445施設、馬:584頭、牛:202頭




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